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ヒップホップの歴史は、三国志だガンダムだプロレスだ。Netflix「ヒップホップ・エボリューション」

       
ヒップホップの歴史は、三国志だガンダムだプロレスだ。Netflix「ヒップホップ・エボリューション」
どうもみなさまこんにちは。細々とライターなどやっております、しげるでございます。配信中毒3回。ここではネットフリックスやアマゾンプライムビデオなど、各種配信サービスにて見られるドキュメンタリーを中心に、ちょっと変わった見どころなんかを紹介できればと思っております。みなさま何卒よろしくどうぞ。

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ヒップホップのこと、ぶっちゃけどのくらい知ってます?


2013年のW杯のとき、DJポリスという警察官が話題になった。混雑する渋谷駅前でサポーターに向かって軽妙かつユーモラスにマイクで喋りかけ、混乱を起こすことなく交通整理をするおまわりさんである。そのニュースを見て、おれはなんとも納得のいかない気持ちになった。あの人、全然DJやってないじゃん……! どう考えても、あれはDJではなく「MC」の方が正しいはずである。

ことほどかように、ヒップホップのことは知られているようで知られていない。「なんかマイクを持ってわーってダジャレみたいに喋る人が出てくる」というのはイメージとして共有されているけれど、それがDJなのかMCなのかすら曖昧である。そんなよくわからないヒップホップのことを理解する上で有効な番組が、ネットフリックスで配信中の『ヒップホップ・エボリューション』だ。

例えばシーズン1の第1話では、1970年代の初頭にさかのぼってヒップホップの黎明期が振り返られる。当時のニューヨークはディスコ全盛期。だが同じニューヨークでもブロンクスは保険金目当てで古いアパートを燃やす火災が頻発、紛争地帯のような様相を呈していた。ヒップホップが生まれたのはそのような土地だったことが、番組のインタビュアーで自身もラッパーのシャドラク・カバンゴによって語られる。

しかし、そこに現れたのがクール・ハークというDJである。自分でパーティーを主催していた彼は、本来違うレコードを乗せて曲をスムーズにつないでいくものだったターンテーブルに同じレコードを2枚乗せ、ドラムソロなど客が盛り上がる部分を人力でループさせ続けるという技法を生み出す。大げさでもなんでもなく、このテクニックからヒップホップは生まれたのである。番組ではハークがパーティーを開いていたというセジウィック通り1520番地に足を運び、ハーク本人がインタビューに答える。「どんな曲をかけていたんですか?」と聞くカバンゴに、「曲名は教えない主義だ。みんながそのレコードを買ったらパーティーに来なくなる」と答えてニヤリと笑うハーク。し、痺れる……!

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「ヒップホップの歴史は、三国志だガンダムだプロレスだ。Netflix「ヒップホップ・エボリューション」」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    ガンダムに例える意味がわからん

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2019年8月9日のレビュー記事

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