連続テレビ小説「なつぞら」
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~

第20週「なつよ、笑って母になれ」116話(8月13日・火 放送 演出・田中正)視聴記録
財産目当て?
8月12日、ROCK IN JAPAN FESTIVAL最終日でスピッツが「優しいあの子」を歌って、「なつぞら」後半戦の景気づけになったことだろう。ただし、SNS ではRADWIMPSの「前前前世」をカバーしたことでもちきりだったが。
「男はつらいよ」の寅さんばりのダメ兄ちゃんという印象だった咲太郎(岡田将生)がついに結婚することに。相手は新宿の大金持ち・川村屋のマダム・光子(比嘉愛未)。そう報告されてもなつ(広瀬すず)は予想外過ぎて目をぱちくり。坂場(中川大志)のほうが、結婚式に来てくれたときの雰囲気からなんとなく感じ取っていたという。いつも鈍そうな坂場のほうが気づくとはこれもびっくり。
光子はときどき、咲太郎を意識している雰囲気を出していたし、野上(近藤芳正)も何かとツッコミを入れていたので、視聴者的には予想外ってこともない。なつってかなり鈍い?
光子、40歳での結婚。昭和42年だと晩婚のほうだと思う。なつは、兄の結婚が光子の財産目当てと疑う。なつは戦災孤児としてずるく生き抜いてきた過去があるから、人をなかなか信じない性分なのかもしれない。そのうえ、再会した兄が女たらしな面も見て、嫌悪感を抱いているようだし。この点に関してなつはやたら潔癖である。
狂犬だった咲太郎もすっかり大人になったね。神部みたいに泥棒したり、世良みたいに売上金をくすねたり、他人の物を盗むようなクズにならずに済んだのはアヤミさんのお陰だ。