「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

“ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)”が世界中で大ブレイクしたのは2016年秋のこと。そのピコ太郎が2019年夏に企画したのが、10週にわたって新曲をYouTubeに毎週アップした“PIKO 10 PROJECT”。人生の始まりである出産をテーマにした「完PAPA宣言」でスタートするや、津軽弁ラップ、妖怪、紙芝居、語呂合わせ、ラジカセ……と遊び倒して辿り着いたラスト曲「Everyone must die」は「ピコ太郎が死を歌っちゃう?」と話題になった。

エキサイトニュースでは、ピコ太郎をプロデュースする古坂大魔王に、ピコ太郎に“人は誰もが死ぬ”と歌わせた真意をはじめ、今だから話せる「PPAP」制作談、近くて遠いピコ太郎との仲などについてじっくりと話を聞いた。前後編に渡りお届けする。

取材・文/前原雅子 撮影/コザイリサ
編集/田上知枝(エキサイトニュース編集部)

CDが全く売れない時代に“Now on Sale”はおかしい。今は “Now on YouTube”


──10作品をYouTubeで10週にわたって毎週発表した“PIKO 10 PROJECT”は、何かきっかけがあって始められたことですか?

古坂:始まりは新しい呼び名というか、何か新しくカテゴライズされた言葉はないかなっていうことだったんです。ポップス、ヒップホップ、デジロックみたいな。そんななかで、ふと思ったんですよね。CDが全く売れない時代に“Now on Sale”とか“Now on Store”っていう言葉、おかしいなって。今はもう“Now on YouTube”じゃないのかなって。YouTubeにMVをあげて、そこからCDに興味が移る時代というか。特にピコ太郎はYouTube人間なんで。それでNow on YouTubeっていう言葉で何かできないかと思ったんです。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──たしかに言葉としてNow on YouTubeは新しいですね。

古坂:今の、特に若い世代は、CDを買わない。YouTubeでいくらでも無料で聞くことができるので、音楽にお金を支払うという概念がなくなってきているように思います。だから、まずピコ太郎の原点でもあるYouTubeで曲を知ってもらうことが大切で、その後に、配信やCDのリリースが続くのかと。

あと、締め切りも欲しかったんです。3年前に「PPAP」を機にバーッと20曲くらい曲を書いてアルバムを作ってから、ずーっと曲を作っているので。かといって今の時代、CDにする、配信するって、なんかちょっと面倒くさい。だったらNow on YouTubeってことで、作り溜めた曲たちを形にしたらどうだろうと。しかも、それだとリスクがものすごく低いので。問題はお金の返りがないことくらい(笑)。

──そこがYouTubeのネックですよね(笑)。

古坂:でも、ほとんど返りがないYouTubeから、たくさんの返りをもらったのがピコ太郎だから。CD料金で返りをもらわなくても、広まりさえすれば違う形での返りはあると実感したので。自分のなかで新しいリリース形態をピコ太郎に課して、埋もれていた曲を形にしてみようと思ったのが始まりですね。それから毎週出したらいいんじゃない? 何週やったら面白い? と考えて。曲は30曲くらいありましたけど、30週やるとなると、単純にスタッフを含め自分の身が持たないので(笑)。とりあえず無謀のような気もしましたけど、10曲で10週と決めて。そんなに深く考えず、10週やったらどんなかなっていう、ちょっとした実験気分で始めたんです。

──発表していく順番などもかなり考えて?

古坂:すごく考えました。10曲発表するって、普通に考えたらアルバムなんですよね。ってことは曲順も大事だと思って、1曲目はさだまさしさんと1年前くらいから温めていた「完PAPA宣言」にして。本当は娘が生まれたタイミングで出せればいいなと思っていたんですけど、間に合わなかったので。娘は昨年の“父の日”の6月17日生まれなので、今年の父の日の6月16日前後をリリース目標と決めて。そして最後の曲は「Everyone must die」にしようと思ってました。生まれて死ぬっていう人間の人生を、10週間かけてアルバムっぽくしていければ面白いかなって。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──10週の手応えはどうでした? 予想されていた通りでした?

古坂:思っていた感じでした。1週目はさださんの効果と、今まで基本45秒だったピコ太郎の曲が急に6分半と長くなったインパクトもあって、ママとかパパからいろんなメッセージをもらって。でも案の定、途中でなかだるみが来て最後にまたちょっと盛り上がる感じでしたね。成果はさほど気にしていなかったんですけど、「Everyone must die」がイギリスかなんかでフォロワー39人しかいない人がリツイート(以下、RT)したら、それがちょこっとバズって。1日20万再生くらいずつ増えていったんですよ。

──フォロワー39人の方をきっかけに?!

古坂:そうなんですよ。自分のなかでは、とりあえずそれでよしっていう感じですね。ただ、意外と思った以上に見てもらって、3年前と今とでは、インターネット事情も違っているんだなと思いました。こんなに早く状況が変わっていくんだなって、それもわかって面白かったですね。

ピコ太郎の一番のテーマは、「誰もが思いつくけど誰もやっていない曲」


「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──それにしても“PIKO 10 PROJECT”は各曲のタイトルがまず面白いんですけど、曲自体もすごく面白かったです。

古坂:あ~嬉しい! その言葉でやった価値はありましたね~。なんやかんや言ってますけど、結局ウケたいんですから(笑)。ピコ太郎はウケなきゃダメなんで。ピコ太郎は単純に“ゲット・スマイル”なので、今のは一番嬉しい意見ですね。

──10曲はすでに作り溜めてあったそうですが、歌詞や各曲のテーマなどもずいぶん前から出来上がっていたのですか?

古坂:「PPAP」もそうですけど、ピコ太郎はiPhoneにずっと鼻歌を録音しているんですね。何も考えずにフラフラ~っと喋るように歌った、テーマも何も決めずにただただ思いついただけの歌なんですけど、それを僕がもらって、ほぼいじらずにアレンジするんです。

──ほとんど手を加えない?

古坂:歌詞はほぼいじらないです。ピコ太郎をプロデュースするときの“憲法”が、ピコ太郎のファーストインスピレーションなので。次にアレンジとかで“法律”を作って、最終的には出し方という“条例”を決めていくっていうやり方なんです。

──最優先されるのはピコ太郎さんの思いつき。

古坂:そうです。ピコ太郎以外のところでの音楽制作には、どうしても制約がつきもので。それはコンプライアンスではなく、Aメロ→Bメロ→サビとか、イントロがあって3分くらいの曲とか、そういう制約のことなんですけど。それって音楽を作るテクニックがあればあるほど逃れられないことなんですね。なぜなら、そのほうが効果的だから。例えばアニメ用にはサビ→Aメロ→Bメロ→サビで終わると1分29秒で収まる、みたいなテクニックを知っておくと、きれいにハマるので楽なんですね。でもピコ太郎はテクニックがなく、思いつきなので。その思いつきをフェイズの一番高いとこに置く。それって実はみんながやらないことだと思うんです。だからピコ太郎の一番のテーマは、「誰もが思いつくけど誰もやっていない曲」なんです。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──思いつくけど、やっていない。本当にそうですね。

古坂:よくあるんですよ、「こんなん、俺でもできる。5秒で作れる」「でもやってないですよね」みたいなことが。そこにはきっと、そんな曲やったらバカと言われる、テクニックがないと言われる、みたいな気持ちがあると思うんです。ピコ太郎もいろいろ言われましたもん。「2番を作ってもらえませんか」「イントロとアウトロをつけて3分になるとラジオで流しやすいです」「FMで流すには、どうしても倍の長さがいるんです」とか。だけどそういうなかでやってたらピコ太郎は勝てないんで。やっぱり隙間を探していかないと。だからピコ太郎は45秒がフルバージョンなんですね。ロングバージョンが2分、レディオエディットはさらに長い。慣れないスタッフは「フル用意して」って言うと、みんな倍のほうを持ってくるんですよ。違う違う、ピコのフルは一番短いほうって(笑)。

──今回の10曲も、どれもピコ太郎の鼻歌から始まったのですか?

古坂:そうです。そうやって作った曲が流行ったわけですから。ピコ太郎をプロデュースするなら、それを信じるしかないんですよ。

──たしかに「SAKE-TOBACCO」とかは、思いつきならでは面白さなのかもしれませんね。

古坂:これ、お酒を飲んでいるときに歌ったんですね。「だって酔~っちゃうもの、酔っちゃうもの」って、金属のボールがあったので、それをパーンと叩いたのが最初です。で、次がタバコ。これは「だって、煙ったっくなっちゃうでしょ」っていうのが単純に面白かったから。これより上はない気がして、それでいこうと。

──お酒が「酔っちゃう」からダメなら、タバコは何がダメなんだろう……と思っていたら、まさかの「煙たい」が理由で(笑)。

古坂:あっははははは。


──「The old toilet lady(便所ババア)」は思いつきにしても斬新すぎませんか?(笑)

古坂:これね……どっちにしようかな……(笑)。これは正直に言うと、ピコが子どものときからたま~に歌っていたらしいんですよ。(すごい低音で)♪便所バ~バア、便所バ~バア~って。

──子どもが喜んで歌いそうな歌ですね。

古坂:昔から歌っていた歌を形にしたのは、他にも何曲かあるんです。「べったら漬けが大好き」とかもそうだったかな。この「便所ババア」は♪ドゥ~ワッチ、ワナドゥ~は歌ってなかったですけど。♪ずんだ~だ、ほんだ~だ、便所バ~バアっていう、もともとは1ワードの歌でしたね。それが面白いからやってみようってことになったんですけど、ところでなんだよ、便所ババアってのはと。それであの曲だけはちょっとストーリーを作りましたね。そこにドゥワップを入れたら面白いよね、便所ババアがいたら神社ジジイがいてもいいよねっていうことで。で、その2人が最終的に住んだ場所が神社の便所。言いたかったことはそれ(笑)。


やりたいことがあったらやっとかないと死ぬぜ


──そうやってゲラゲラ笑いながら楽しんでいたら最後の曲が「Everyone must die」だったので。「あのピコ太郎が死をテーマにしている!」と驚かれた方も多かったようですね。

古坂:反響は異常に大きかったですね。これ、おおもとはギャグなんです。ピコ太郎は、本当にあれが面白いと思っているんですよ。死ぬということを簡単に捉えるのはよくないことなんですけど、でも昔のギャグ漫画って、登場人物がすぐ死んだじゃないですか? ワーッとかやってると思ったら、急にチーンとかいって天使がクルクル舞って、死んじゃったーっていう。で、待てよーつって生き返るみたいな。死ぬっていうことが一端ゲームオーバーのような感じがあって。最近はそんなことも無闇に言えなくなっちゃいましたけど。でもこれは、なんとなくみんないろいろやってるよね、でも、いつか死ぬよっていうギャグだったんですよ。

──とはいえある意味、死生観が出ている曲とも言えますか?

古坂:そうかもしれないですね。僕自身、子供のときから死生観みたいなものが早めにあるほうで。死ってなんだろう……って思っていたんですね。僕が10歳のときに一緒に住んでいた大好きなおばあちゃんが亡くなって。あるとき学校から帰ってきたら、おばあちゃんに「どうしても昼ご飯を一緒に食べたいから、兄弟3人集まれ。素麺作ったから一緒に食べてくれ」って急に言われたんです。普段はそんなことないんですよ。だから「食べるけど……なに?」って感じだったんですね。そうしたら、その日の深夜2時におばあちゃんが死んだんです。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──すごい話ですね。

古坂:でしょう。なにこれ……?ですよ。死ぬってことが理解できなくて。僕、日頃からおばあちゃんにマッサージをしていたので、そのときもマッサージすれば治ると思って。言ってみればとても悲しいシーンですよね、年端もいかない子どもが遺体を一生懸命マッサージして生かそうとしている、周りの大人は泣いてる。僕は子どもながら「これ、なんなの? いや、おばあちゃん、起きるし。なんで泣いてるの、気持ち悪い」って思っていたんですね。そんなこともあって、どっかで死ぬっていうことがずーっと引っかかっていて。あとは手塚治虫の『火の鳥』に出てくる、自分は死なずに最終的に肉体も魂も消えて概念になっていくっていう話も引っかかっていましたね。

──そのあたりのことが、今回出てきたのでしょうか?

古坂:なんでしょうね。でも結局何を言いたいかっていうと、何をどうあがいても人は死ぬんだから、みんな悔いを残さず、この人生をやりませんか、と。昔から、やりたいことがあったらやっとかないと死ぬぜっていうのが僕の口癖だったんですね。でも一方で、それがちょっと面白かったんですよ。「いいねいいね、すごいね~、ベンツ買ったの? カッコいいじゃん。でも、最終的には死ぬけどね」っていう元も子もないギャグにもなるぞって。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──真面目なことにもギャグにも、どちらにも取れますよね。

古坂:そうそう。でもギャグにした場合、ちょっとずらすとすごく深く考えさせられることが多かったんですよね。その中間をいく映像をって考えて、あのライトとか頭につけた天使の輪とか全部、自分でネットで探したんです。だけど本当に天使の輪にすると、それっぽく見えすぎるので、絶対輪っかを繋いでいるヒモは見えるようにして。あくまでもパフォーマンスとしてやってみたんですよね。


──反応はさまざまだったのではないですか?

古坂:ですね。めちゃくちゃ笑ったっていう人がいる半面、めちゃくちゃ考えさせられたっていう人もいて。昨日、スピードワゴンの井戸田(潤)に会ったら、「すごい考えさせられました」「いやギャグだよ」「ギャグかい!」っていうくだりになったんですけど(笑)。ネットでも「キリスト教のメメント・モリを表してるんですか?」と言う人もいて。でもどっちに捉えてもらってもいいとは思ってます。

──ピコ太郎さんはギャグとしてやっているけれど。

古坂:はい。単純に僕はゲッラゲラ笑って見てます。うちの奥さんは10曲中で一番ウケてます、「人はみんな産まれて…死ぬ。」でゲラゲラ笑ってる。それを見て、あ~、この人と結婚してよかったなと思ってますけど。それと、うちの子どもも笑うんですよ。

──まだ赤ちゃんですよね?

古坂:1歳3カ月です。「人はみんな産まれて…死ぬ。」で笑ってます。しかも「手と手を繋いで歩いて行こう」っていうところでは毎回、パパかママの手を繋ぐんでね。すげえなって。1年半前まで、この世に生を受けていない人間が、もう“死”で笑ってる、おもしれーって。1歳の子どもは流行りもコンプライアンスも売れるも売れないも関係ないじゃないですか? その子どもがゲラゲラ笑ってるから、僕はOKだと思ってる。実は「完PAPA宣言」に出てくるのがうちの娘なんです。あと、最後に出てくる泣き声も、実際に娘が生まれたときの音声なんですよ。そのときにはもう「完PAPA」のアイデアがあったので、録音だけしとこうと思って。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──泣き声が聞こえる直前、急にざわざわっとするので、すごいリアルに作っているなぁと思っていました。

古坂:まさにリアルな状況の音声なんで(笑)。「あ~泣いてる~」って言ってるのも僕ですし。あの曲だけ、作詞も古坂大魔王ですから。あれの歌詞は本当に奥さんと喋りながら、妊娠中から書いていたんです。「パパの大きなお手手が大好き」っていうのも、お腹のなかの赤ちゃんが手か足を動かしているのがすごくわかった、それに手を当てていたことを書いています。もうずっと日記のように書いてきたものをギュッと曲にしたんですね。だから正直言うと、あれだけは本気の曲と言いますか。まぁピコ太郎は意味がわかってないですけどね。何かな?って思いながら歌ってますけど。

──「完PAPA宣言」は細かく丁寧に描かれていますよね。

古坂:たしかに忠実になってますね(笑)。最後もこのままだと逆子だねって話になって、頭をが下になるように位置を変えてみたり。

──逆さになってから臍の緒をハートの形にちゃんと直してるのがいいですね。ピコ太郎、かわいいぞと思いました(笑)。

古坂:あっははは。臍の緒がハート型っていう段階で、きっと栄養こないですけどね(笑)。


ピコ太郎は面白い曲さえ作れればいいと思っていて、そこが僕とは違う


──最初が「完PAPA宣言」、間に面白い曲がたくさん出てきて、最後が「Everyone must die」。通して聴くと、なんだかとっても良い気分になりました。

古坂:あ~、嬉しい。

──“死”というのは難しいテーマだと思うんです。ナイーブでデリケートなことですから。でもハッキリと「人はみんな産まれて…死ぬ。」と言われても全然嫌な気持ちにならない。

古坂:そうですね、そこは結構注意しました。行き過ぎると本当に宗教的になってしまうし。こういうことをギャグにする?っていう意見もあると思うし。でもピコ太郎は、ある意味、クレイジーマンなんで。本人は自己主張とかなんにもなく、面白い曲さえ作れればいいと思っていて、そこが僕とは違うんです。僕がやると、ちょっといろいろ出ちゃうんですけど。でもギャグとか喜劇って藤山寛美さんの舞台じゃないですけど、見て笑ったあとホロリとすること、あるじゃないですか。そういうのっていいなと思うんですよね。逆に言うと、それをコンセプトにすることもギャグになりますから。

「人はみんな産まれて…死ぬ。」 笑顔のピコ太郎が突きつける現実――ネットがざわついた新曲に込めた真意

──例えば、どういうことでしょうか?

古坂:「ピコ太郎使って、なに最後にちょっと感動させてんだよ。バカじゃねえの? こんなヤツのどこに感動すんだよ」みたいな。それも面白いなって。なにせ生まれてから死ぬまでをテーマにしたアルバムにしちゃうと、どうしても重たくなってしまうし、かといってそこまで明確な主張でもないので。インターネットで発表するくらいがちょうどいいのかもなって思ったんですよね。だから“PIKO 10 PROJECT”はあくまでもピコの頭ん中を覗いてもらいましょう、みたいな感じにして。その代わり、出す順番やトラックに関してはプロが考えましょう、っていう発想で作っていましたね。

※インタビュー<後編>近日公開!!



リリース情報


11/1~「PIKO 10 PROJECT」配信スタート!!
https://avex.lnk.to/PIKO10PROJECT

Profile
古坂大魔王(こさかだいまおう)

1973年7月17日生まれ、青森県出身。1992年、お笑いトリオ「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。2011年9月より「青森市観光大使」を務める。2016年8月にプロデュースしたピコ太郎の「PPAP」が大ブレイク。

2018年6月に第一子誕生、「イクメンオブザイヤー2018」受賞。2018年5月、総務省「異能vation推進大使」2期目就任。2019年1月、文部科学省「クロス カルチュラル コミュニケーション大使(CCC大使)」就任。厚生労働省「依存症啓発サポーター」、スポーツ庁「パブコン特別審査員」就任。

現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演。世界のトップランナーと音楽、エンターテインメント等について トークセッションを行うなど、幅広い分野で活躍中。


関連サイト
@kosaka_daimaou
ピコ太郎 オフィシャルYouTube公式チャンネル