「スカーレット」117話「信楽狭っ」「芝居くさっ」ドラマのご都合にツッコむ朝ドラ
連続テレビ小説「スカーレット」117話。木俣冬の連続朝ドラレビューでエキレビ!は毎日追いかけます

(これまでの木俣冬の朝ドラレビューはこちらから)

連続テレビ小説「スカーレット」 
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
「スカーレット」117話「信楽狭っ」「芝居くさっ」ドラマのご都合にツッコむ朝ドラ

『連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1)』 (NHKドラマ・ガイド)

第20週「もう一度家族に」117回(2月19日・水 放送 演出・鈴木 航)


喜美子が「丁寧」につくったお茶漬けを食べながら、喜美子(戸田恵梨香)と小池ちゃん(烏丸せつこ)が語り合う。
「別れていても家族」と言う小池ちゃん。
彼女には娘と孫がいて、送られてきた荷物は還暦祝いのちゃんちゃんこだった。
(還暦祝いの赤い帽子とちゃんちゃんこって縁起ものとはいえ絶対要らないプレゼントだよなあ)

19週では「孤独」と黄昏れていたのに、週が開けたら「家族」の話。女は言っていることがどんどん変わっていくという「リアル」でもあり、「孤独」ばかり書いても凹むから、返す刀で「希望」を描く心配りでもあるだろう。
もしくは、喜美子の寂しさに寄り添おうと「ひとりぼっち」と言ってしまう優しさ、はたまた、「ひとりぼっち」と思っていたけど還暦祝いが届いて家族を思い出すこと、その時、その時で、人間の気持ちは変わる。理路整然とはしないところを「スカーレット」は書いている。このいろいろ溶け合ったところは喜美子の自然釉の陶器の雰囲気に似ている。

この記事の画像

「「スカーレット」117話「信楽狭っ」「芝居くさっ」ドラマのご都合にツッコむ朝ドラ」の画像1 「「スカーレット」117話「信楽狭っ」「芝居くさっ」ドラマのご都合にツッコむ朝ドラ」の画像2