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「やすらぎの刻~道」ムキムキマンに熱狂!老婆軍団の生&性への執着がものすごい第46週

倉本聰・脚本「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系・月~金11時30分~)第46週。

弱っていく老人がいるかと思えば、ヨガインストラクターの筋肉男に夢中になって元気を爆発させる老婆たちも。
「やすらぎの刻~道」ムキムキマンに熱狂!老婆軍団の生&性への執着がものすごい第46週
イラストと文/北村ヂン

楢山行きを考える年になった


ドラマも終盤となり「やすらぎの郷」には、ほんのりと死のニオイが漂っている。

先週ぶっ倒れたマロ(ミッキー・カーチス)、女性から誘われる夢を見て「半分あっちの世界に逝きかけている」状態に。

九重めぐみ(松原智恵子)の認知症もかなりの重症となっているようで、若き日に主演した「雪国」と「雨月物語」を組み合わせたトンチンカンな映画のプランを語っていた。

濃厚キャラ目白押しな「やすらぎの郷」においては地味なポジションにいる香川さくら(丘みつ子)は、105歳になり、棄老伝説のある「デンデラ野」に行きたいと言い出した母親をどうするか頭を悩ませる。

母親が健在のまま、娘が老人ホームに入っているという老老介護の極み。

さくらの話を聞いた菊村も、棄老伝説を題材にした映画「楢山節考」を見た母から「楢山に行きたい」と言われた過去を思い出していた。

「今やこっちが楢山行きを考える年になっているのだ」

倉本聰はインタビューなどでたびたび「デンデラ野」や「楢山節考」について言及している。

本作で繰り返し扱われている「尊厳死」もそうだが、「老いて子どもたちの世話になるくらいなら自分の意志で消えたい」という願望は倉本自身のものだろう。
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やすらぎの刻~道

やすらぎの刻~道

幅広い世代から絶大な支持を集めた『やすらぎの郷』の主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ『道』が、新たに映像化。倉本聰×テレビ朝日が再タッグを組んでお送りする『帯ドラマ劇場』にて、2019年4月8日~2020年3月27日放送。

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