
ときのそらの2ndライブ『パラレルタイム』が明日開催!
11月29日(日)に、2ndライブ『パラレルタイム』をオンライン開催する人気VTuberグループ「ホロライブ」の“はじまりのアイドル”ときのそら。エキレビ!のインタビュー後編では、ライブ開催決定をそらとも(ファンの総称)に伝えた時の心境や、明日に迫った本番にかける思いなど語ってもらった。【インタビュー前編】ホロライブのアイドルVTuber ときのそらが語る「変化の2020年」
オンラインでも喜んでもらえるのか不安な気持ちもあった
──2ndライブ『パラレルタイム』の開催は、10月8日の配信(【重大発表/BigNEWS】告知オリ曲歌枠【#ときのそら生放送】)で発表されました。その配信の中で、開催自体は夏頃から決まっていたけれど、会場でお客さんを前に歌うリアルライブか、オンラインライブなのかがギリギリまで決まらなかったともおっしゃっていました。最終的にオンライン形式となり、2ndライブの開催が正式に決まった時の心境を教えてください。そら 正直な気持ちを言うと、最初は「みんなに会えないんだ……」という寂しい気持ちが強かったです。でも、「オンラインだからこそ見せられるライブもあるのかな」とも思ったので、これも新しいチャレンジになるんじゃないかなって。だから、残念な気持ちだけでなく、プラスな気持ちも出てきました。「どっちなんだろう」ってモヤモヤしていた時期も長かったので、正式に決まった時は、ホッとする気持ちもありました。

──先ほどの(前編での)自宅にいる時間をどう過ごすかという話と同じく、今の状況だからこそのチャレンジの機会でもあると捉えたのですね。
そら もし、みんなと会えることになっていたら、きっと、2ndライブでそこまで新しいことやろうとは考えなかったと思うんです。「昨年の1stライブの雰囲気を残しつつ、ちょっと進化させよう」くらいしか考えなかったはず。だから、「オンラインでは、どういう風に観えるのかな?」とか、新しいことを考えられたのは、逆にいいことでもあったかなと感じています。
──生配信で開催を発表した後、少し涙ぐんでいるようにも思えました。あの涙は、どのような気持ちであふれてきたものだったのですか?
そら 「ライブを観に行きたい」「私に会いたい」と思ってくれている人が多いことは、それまでの配信でのコメントなどでも知っていたから、オンラインライブでもみんなに喜んでもらえるのかなって不安な気持ちもあったんです。でも、発表した時にコメントを見たら、オンラインとか関係なく「やったー!」ってコメントであふれていたので、すごく安心しました。
──『パラレルタイム』というライブタイトルは、そらさんのアイデアですか?
そら スタッフさんたちと一緒にみんなでアイデアを出し合って考えました。私としては、アイドルのライブらしく可愛くて、キャッチーで、なおかつ意味のあるタイトルにしたいなと思って。
「タイム」は、「ときのそら」の「とき」から取っています。「パラレル」という言葉には、「パラレルワールド」とかの「並行世界」といったイメージがあったので、今の状況と似てるかなと思ったんです。いろいろなものが並行して動いているというか。リアルの世界ではできないけれど、オンラインでは観せられるものがあるというか。そういう並行した世界の時間を楽しもうみたいな……。