2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

       
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

今年も残りあと1カ月って、みなさん信じられますか? かくいう私は2020年に後ろ髪を引かれまくっております。

12月といえばクリスマスや大晦日などわくわくするイベントが盛りだくさんですが、ひとつ忘れてはいけない重大なイベントがあります。

そう、「今年の漢字」です。

「今年の漢字」とは、その年をイメージする漢字の公募を行い、その中で最も応募数の多かったものを、その年の世相を表す漢字として決定するキャンペーンです。

清水寺の舞台にて、巨大な和紙にでっかく漢字が書かれる映像を見たことのある方も多いのではないでしょうか。

筆者の家族もこの「今年の漢字」が大好きであり、毎年年末が近づくと一家でそろってLINEで予想大会を行うほどです。
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた
※先日の家族でのLINEの様子。かしこまり方が異常

よし、今年も予想しようではないか。それも、ガチで。

ということで、キャンペーン開始の1995年から2019年度の過去25年分の傾向を分析し、今年の漢字を予想していきます!

複数回選ばれた漢字たち


過去25年間まったく別の漢字が選ばれているわけではなく、複数回にわたって選ばれた漢字があることをご存知でしょうか。以下のような感じです(すみません、漢字と感じで韻を踏みました)。
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

なんと「金」という漢字は過去3回も選ばれています。

やはりオリンピックイヤーは「金メダルラッシュ」が世間を賑わせるため、アスリートたちの勇姿が年末まで人々の心に残り続けるのでしょう。もし今年東京オリンピックが開催されていたら、もしかしたら今年の漢字も「金」になっていたかも……? 

そして過去2回選ばれていたのは「災」という漢字。地震や豪雨、台風など大きな災害が発生した年には、どうしてもこの漢字が選ばれる傾向が強いようです。

ただ、東日本大震災のあった2011年に選ばれた漢字は「絆」。「震災を通じて日本中の心がひとつになった」「海外からの支援に絆を感じた」など、災害そのものを辛いものとして受け取めるだけではなく、人々の心の変化を漢字に反映させていたようでした。どうしても暗い記憶が頭をよぎりがちですが、「人とのつながり」という温かい側面を受け止めた方々からの応募がたくさんあった年だったんですね。

選出理由のジャンルに傾向はあるか?


たとえば2019年に選ばれた「令」は、「(1)年号が『令』和になった」「(2)法『令』改正があった」「(3)闇営業・薬物など芸能界の不祥事で法『令』順守が重視された」といった3つの理由から選ばれております。

そのような「選出理由」をジャンル分けして集計してみたところ……
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

「事件・事故」にまつわる選出理由がもっとも多い結果となりました。

たとえば1996年は「O-157食中毒事件」「狂牛病」など食が危ぶまれる事件や事故が多数あり、「食」という漢字が選出されました。

また「食品偽造問題」で揺れた2015年には、「偽」という漢字が選ばれています。
このように、大きな事件はテレビや新聞で取り上げられる回数も多く「今年はこの事件のことばかりだった」と人々の記憶に強く残ることになるのでしょう。

ちなみに、「ポジティブな理由」、「ネガティブな理由」を分けてみるとこんな形になりました。
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

残念ながら「ネガティブ」な選出理由のほうが多い結果に。

しかし、たとえば2015年はとにかく明るい安村さんの「安心してください、履いてますよ」が大ブームになった年。それを理由に「安」を選んだ方もいたようで、漢字の選出にはネガティブ/ポジティブ両面の理由があることもわかりました。

2020年の出来事を振り返る


過去の傾向がなんとなくつかめたところで、いよいよ今年の漢字の予想をしていきます。

まずは、今年何があったか時系列順に振り返っていきましょう。

1月
・「チバニアン」が地層の名前に
・新型コロナで中国武漢市が封鎖

2月
・クルーズ船が横浜港停泊
・政府がイベントの自粛要請
・小学校および特別支援学校の一斉休校

3月
・国内感染者2000人超え
・IOCが東京オリンピック延期を発表
・山手線 高輪ゲートウェイ駅開業

4月
・緊急事態宣言発令
・政府がマスク配布
・世界の感染者300万人超え
・「うちで踊ろう」が社会現象に

5月
・緊急事態宣言の解除
・黒人差別抗議デモが全米へ拡大

6月
・黒人差別抗議デモが世界へ波及
・プロ野球が3ヶ月遅れで開幕

7月
・九州豪雨
・Gotoトラベルキャンペーン開始
・「体育の日」が「スポーツの日」に

8月
・安倍総理が辞任表明
・モーリシャスで貨物船座礁

9月
・菅内閣発足
・大坂なおみ選手 全米テニス2年ぶり優勝

10月
・Gotoトラベルに東京追加
・国内感染者10万人超え
・映画「鬼滅の刃」公開 3日間で観客動員342万人

11月
・米大統領選挙開始
・大阪都構想が否決
・東京都過去最多570人感染確認

今年の1月はまだ「チバニアンが名前になったんだ~ジバニャンみたいでかわいいね~」と喜んでいたのに、2月以降は新型コロナウイルスの脅威があっという間に世界中に広がり、コロナの話題が出ない日はなくなりました。今年の漢字もきっと「新型コロナウイルス」とは切っても切り離せないはずです。

今年の漢字を予想


これまでの傾向、そして今年の出来事を踏まえて、私が予想する漢字は……
2020年「今年の漢字」を過去25年の傾向から予想してみた

「新」です!!!

以下の4つの理由から、選出しました。

(1)「新」型コロナウイルスが世界中に脅威をもたらした一年となった
(2)感染防止のため、リモートワークや三密回避など「新」しい生活様式への変容が求められた
(3)安倍政権が終わり、菅「新」政権が発足された
(4)アメリカ大統領選挙では「新」大統領誕生に世界中が注目している

自分で書いておいてアレなんですが、めちゃくちゃそれっぽくないですか?

もっと直接的な「菌」や「染」、鬼滅の刃とからめて「滅」などの漢字もあるかと思いましたが「ウイルスに負けず、私達の生活を新しくする」という前向きな意味を込めて「新」という漢字を選びました。

そして実は「新」は、2009年にも一度選ばれています。

そのとき起こっていた事柄は「鳩山新政権発足」「オバマ大統領就任」そして「新型インフルエンザの流行」……

規模感は違えど、なんとなく今年に似ていませんか!?

ということで、私の予想は「新」一択!

みなさんもぜひ、今年一年を振り返ってどの漢字が選ばれるかを予想してみたり、自分にとっての「今年の漢字」はなんだろうなと考えたりして楽しんでみてはいかがでしょうか!

ちなみに私は在宅ワーク続きで運動不足になり、たまに長距離を歩くと膝が痛むようになってしまったため、個人的な今年の漢字は「膝」です。

■しりひとみ
会社員ライター。学園イチのモテ男に「おもしれー女」と言われることを目標に、文章を書いております。

note:https://note.com/sirisiri
Twitter:@sirisiri_hit

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