山田裕貴、主演映画『爆弾』での挑戦「人の歪みと向き合う」 伊藤沙莉・染谷将太・渡部篤郎が共演
山田裕貴オフィシャルインスタグラム(@00_yuki_y)より

俳優の山田裕貴が21日、自身のインスタグラムを更新し、主演映画『爆弾』への思いを投稿した。


映画『爆弾』は2025年に公開される予定で、現在その撮影が進行中だという。
山田は、原作が完璧であることに感動し、「なんだ、この面白さは…」と心から感じているという。映画の完成形に向けて日々戦っており、「足りないものはないか、見落としはないか」と常に自らを見つめ直しながら、撮影に臨んでいるようだ。

また、山田は本作のテーマについても触れ、「性善説、性悪説、語り出したらキリがない」とし、環境や心の傷によって人間がどれほど歪んでいくかを考えているようだ。しかし、その歪みを誰かのせいにせず、受け止めて乗り越えることができるかが重要だとした。

キャラクターに対する思い入れも深く、自身が演じるキャラクターに強く共感していると明かす。「僕は当て書きかと思うくらい自分が生きるキャラクターの気持ちに寄り添ってしまいました」とつづり、そのキャラクターが感じる光と闇、信じることの難しさに共鳴しているという。

「僕が生きるその人は、人から見れば歪んでいるし、強いのかなと思う」と、役柄に対しての独特な見解を示した。撮影現場では、素晴らしい監督やキャスト、スタッフと共に戦っていることを強調し、最終的に「このキャラクターを捕まえられるかどうか」が自分の課題だとした。

最後に、「皆様がこんな世の中に真心を持って立ち向かおうと想える希望の作品になりますように」と、観客に向けた思いを込めたメッセージを締めくくった。

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【参照元】
山田裕貴オフィシャルインスタグラム
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