
フジテレビの椿原慶子アナウンサーが3月末で同局を退社することを発表した。この日、自身のインスタグラムを更新し、「会社からも発表がございましたが、この度、17年間お世話になったフジテレビを退社することを決断いたしました」と報告した。
退社の理由については、「アナウンサーとしてキャリアを積む中で、2度の出産・育児を経験し、もう少し家族との時間を大事に過ごしたいという思いが強くなり、昨年11月に会社に退職の意向を伝え、退社の準備を進めてまいりました」と説明。また、現在のフジテレビの状況にも触れ、「視聴者の皆様の信頼回復が重要な時に会社を去ることとなり、大変心苦しくも感じています」と心境を明かした。
椿原アナは、阪神淡路大震災の被災経験をきっかけに「小さな声に耳を傾け、心を寄せる伝え手になりたい」とフジテレビに入社。これまで報道・情報番組を中心に活躍し、バラエティー番組にも出演してきた。「未熟な私に機会を与え、育ててくれたフジテレビに心から感謝しております。また、長きにわたり見守ってくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴った。
今後については、「家族との時間をさらに大切にしながら、自分のペースで人生を歩んでいきたいと思います」としつつ、「フジテレビで培った経験を活かし、また皆さまにいつかどこかでお目にかかれますと幸いです」と、新たな道への意欲ものぞかせた。
なお、3月末までは「ワイドナショー」と「週刊フジテレビ批評」に出演予定。「どうぞ最後まで宜しくお願い申し上げます」と結び、フジテレビでの最後の仕事に向けてメッセージを送った。
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【参照元】
椿原慶子オフィシャルインスタグラム