
女優の大竹しのぶが11日、自身のインスタグラムを更新し、14年前に起きた東日本大震災を振り返り、心情を綴った。
投稿では、舞台の最中だったため、黙祷を捧げることができなかったこと明かし、ニュースを見ながら「頑張れ頑張れ」とテレビに向かって呟く瞬間をシェアしている。
大竹は、ニュース番組で取り上げられた福島の男性が「みんなが帰ってくる日のために花を育てている」という願いに心を寄せ、「その願いが叶ってほしい」と強く願いを込めた。その一方で、廃炉の問題についても触れ、あと40年かかる可能性があることを考えると複雑な気持ちが湧き上がると綴っている。
また、2月26日に発生した岩手県大船渡市の山林火災による被害にも触れ、「頑張れ、頑張れ」という声が届かなくなりそうな自分を感じつつも、改めて「頑張って下さい。いつかお芝居をしにいきたいです」と、強い願いと励ましの言葉を送った。
投稿の締めくくりには、自身が出演している舞台『やなぎにツバメは』の同日の公演が無事に終わったことを報告し、「沢山の熱い拍手ありがとうございました」とファンへの感謝を表現。明日も舞台を楽しむ気持ちを伝え、前向きに1日を終えたことをシェアした。
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【参照元】
大竹しのぶオフィシャルインスタグラム