
女優の中谷美紀がインスタグラムを更新。ウィーン国立歌劇場の日本公演にあたり、公式アンバサダーに就任したことを報告した。
中谷は冒頭、「皆様こんばんは。満開の桜をご堪能されている頃でしょうか?」と春のあいさつを綴り、「さて、この度、ウィーン国立歌劇場の日本公演に際しまして、公式アンバサダーのお役目を仰せつかり、昨日記者会見に登壇して参りました」と伝えた。
今回の日本公演は2016年以来9年ぶり。中谷は、「この間、コロナ禍で中止になったり、戦争により輸送費が高騰したりと、困難な状況が続いておりました」と経緯を説明。さらに、「指揮者や歌手、合唱、オーケストラ、舞台スタッフなど総勢340名、舞台装置や衣装が11トンのトラックで約40台分という大所帯」とし、その規模の大きさに触れている。
経済的な側面にも言及し、「経済規模で15億円にも上る」「日本では、どうしてもチケットが高額になってしまうことをご理解いただけましたら幸いです」と綴ったうえで、「チケットが完売しても、それだけでは公演費用を賄うことは不可能でして、協賛企業の皆様のご厚志を賜る次第なのです」と支援の必要性にも触れた。
今回上演されるのは、モーツァルト作曲『フィガロの結婚』と、リヒャルト・シュトラウス作曲『薔薇の騎士』の2作品。中谷は、「一見すると、ばかばかしい男女のいざこざを描いたコミカルな作品ですが、いずれも近年は、世相を反映して、Mee too運動と関連して語られることの多い作品でもあります」と述べたうえで、両作品に込められた社会的視点についても言及。「とはいえ、あまり堅苦しく考える必要はなく、音楽だけでも、あるいは舞台上の演出や、きめ細やかな演技のみでも楽しむことのできる作品」とし、初めてオペラを見る人にも開かれた公演であることを伝えた。
さらに、「実は、度々機会を逃しており、『薔薇の騎士』は、私も今回初めて生で鑑賞できることを心より楽しみにしております」と、作品への期待を寄せた。
最後には、「ぜひこの機会に、世界最高峰とも言われる本場ウィーン国立歌劇場の豊かな音楽に浸るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?」と呼びかけて投稿を締めくくっている。
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【参照元】
中谷美紀オフィシャルインスタグラム