槇原敬之、SMAP「世界に一つだけの花」制作秘話を明かす。出来上がるまで「1時間かかってない」

4日放送のテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」で、シンガーソングライターの槇原敬之が作詞作曲を担当した「世界に一つだけの花」の制作秘話を語る場面があった。



番組では槇原に曲を作るときに「曲が“降りてくる”タイプか、自分で“生み出す”タイプのどちらなのか」を質問した。

自宅でPCの前に座って考えていないとアイディアが浮かばないと答えた槇原だが、「だけど『世界に一つだけの花』だけは降りてきたって言うんでしょうね」と語る。



槇原は同楽曲について元々書きたいと思っていたテーマだったが、最初は自分のアルバムのために書こうと決めていて「(そのテーマの曲は)SMAPさんには書かないで、別の曲を書いたんですよ。そしたらボツりまして」と話す。槇原は、締め切りが迫る中、自宅でふて寝をしていたといい、横になっていたらふとアイディアが浮かんだそうで、「サーフィンで言うと向こうから波が来てる感じって言うんですか」と振り返る。



「紙芝居みたいにスコッスコッて写真が降りてくるんですよ。それを僕が書き写すみたいな感じで歌詞を書いて」と説明する槇原は、「たぶん10分とか20分で書いた」と、短時間で歌詞を仕上げたと話した。

また「この曲だけは“降りた”と思う」と続け、「自分でもあんまり苦労してないし、トータルで曲付けるまで1時間かかってないですもん」と意外な発言をするとスタジオからは驚きの声があがった。



ホラン千秋からいい曲が出来上がったときに「やっぱり自分の曲にしとこうとは思わなかったんですか?」と少し意地悪な質問をされると、槇原は口では「もったいない」と言いはしたが「心の中では完全に(SMAPに)あげるつもりでいるんで」と、曲への執着心はないときっぱり答えた。



槇原は12月14日に約2年ぶりのアルバムリリースとなる21枚目のオリジナルアルバム「Believer」をリリースする予定になっている。