
現在放送中のNHK連続テレビ小説『らんまん』。第13週「ヤマザクラ」では、万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)が祝言を挙げると共に、万太郎の祖母・タキ(松坂慶子)の最期が描かれた。
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子の波乱万丈な生涯を描く。
第13週では、万太郎と寿恵子が夫婦となるまでが描かれたほか、万太郎の祖母・タキや、万太郎の姉・綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)にもスポットが当たった。万太郎の発見した植物が世界に認められたと知ったタキは、祝言を急いで、早く東京に戻るよう万太郎に伝える。一方、綾は酒屋の組合を作ろうと考え、竹雄と共に奔走するも、誰からも相手にされず悔しい思いをすることに。落ち込む綾を見かねた竹雄は、綾を励ましながら自身の熱い思いを伝え、ついに2人は結ばれた。綾と夫婦になると決めた竹雄は、寿恵子に万太郎の助手の役目を引き継ぐため、植物採集や標本作りの作法を伝授。そんな竹雄を万太郎は祝福し、これまで支え続けてくれたことに心から感謝した。いよいよ迎えた祝言の日、竹雄と綾が峰屋を背負うことに納得のいかない分家の豊治(菅原大吉)たちに、タキはこれまでの態度を詫び、これからは互いに手を取り合って商いに励んでほしいと頼むのだった。そして、タキは万太郎たちの未来に思いを馳せながら、あの世へと旅立った。
7月3日から放送の第14週「ホウライシダ」では、タキの法要を終えて、東京へと戻ってきた万太郎と寿恵子の新婚生活がいよいよスタート。
次週は、万太郎と寿恵子の新婚生活が始まる一方、田邊からプラントハンターに誘われるという展開が予告されており、ネットでは「何か企んでる様子」「来週からいよいよ不穏な流れになりそう」「敵対するのか味方になるのか」といった声があがっている。万太郎は田邊の誘いを受けてどのような決断を下すのか、注目だ。
【放送情報】
◆NHK連続テレビ小説『らんまん』
2023年4月3日(月)より放送開始
毎週月曜~土曜放送(土曜は1週間の振り返り)
総合:8:00~8:15/(再放送)12:45~13:00
作:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
出演:神木隆之介、浜辺美波ほか
植物監修:田中伸幸
※宮崎の「崎」は立つ崎