自民党議員の「裏金」問題や故安倍晋三総理の「桜を見る会」などスクープ記事を連発してきた日本共産党が7月から「しんぶん赤旗」日曜版の購読料金を60円値上げし「990円」にする。


 物価高による新聞用紙代急騰に加え、インク代など印刷材料全般の値上がり、ガソリン代や輸送コスト増大、昨年の統一地方選後の読者数の後退などで経費削減にも限界があり、新聞発行継続には値上げが回避できないとしている。


 赤旗購読料は日本共産党の運営財源の柱になっている。日曜版6月23日号では「料金改定へのご協力のお願い」としてかなりのスペースを割き「日本共産党は企業・団体献金も、政党助成金も受けとらず『赤旗』の発行を最大の支えにしています」と活動収入基盤になっていることに理解を求めている。


また「賃金が物価高に追いつかず、年金も下がり、多くの読者のみなさんの暮らしが極めて厳しい状況に置かれているもとで、料金改定をお願いすることは大変に心苦しく、申し訳ない思いでいっぱいです」と心情を記した。購読者をどれだけ増やせるかが政党支持基盤の強化ポイントにもなる。


 赤旗日曜版は1959年3月1日に創刊。購読料は2000年6月に800円となり、14年の消費税引き上げに伴い823円、2019年1月号から現在の購読料(930円)で、値上げは5年半ぶりになる。

(編集担当:森高龍二)