政治資金収支報告書に記載すべき収入を記載していなかったいわゆる「裏金議員」。今回の参議院選挙で自民党公認で15人が立候補し、うち3人は公明党推薦だったが、このうち選挙区候補10人のうち、8人が当選した。


 宮本周司候補(石川県、5年間での裏金1482万円)堀井巌候補(奈良、876万円)西田昌司候補(京都、411万円)=以上3人は公明党推薦=、加田裕之候補(兵庫、648万円)森雅子候補(福島、282万円)北村経夫候補(山口、118万円)酒井庸行候補(愛知、58万円)高橋はるみ候補(北海道、22万円)が当選。


 落選組は吉川有美候補(三重、240万円)長峰誠候補(宮崎、116万円)の2人にとどまった。加えて、2000万円を超える裏金議員の橋本聖子候補(比例代表)が「当選確実」を手にしている。(編集担当:森高龍二)

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