政治資金収支報告書に記載すべき収入を記載していなかったいわゆる「裏金議員」で今回の参院選挙「比例代表」で自民党の公認を得て立候補していた5人の内、不記載額が2000万円を超えた橋本聖子元五輪・パラリンピック大臣と石田昌弘元参院厚生労働委員長が当選した。


 一方、杉田水脈元総務政務官や長尾敬元内閣府政務官、赤池誠章自民党政調会副会長の3候補は落選し、議席を失った。


 なお今回、自民党は比例代表で12議席しか獲得できなかったことから、佐藤正久自民党幹事長代理や山東昭子元参院議長、中田宏環境副大臣、和田政宗参院内閣委員長らが議席を無くした。


 国民民主党、参政党という保守系大躍進のなか、共産党は比例代表で山下芳生党副委員長、井上哲士党参院幹事長が議席を失い、社民党も大椿裕子副党首が議席を無くした。(編集担当:森高龍二)

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