日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2020年暦年の新車販売統計・速報を発表した。発表した数字を統合した新車販売総台数は459万8615台となった。
なかでも登録車は3年連続のマイナスだ。300万台を割り込むのは東日本大震災が発生した2011年(269万台)以来、9年ぶりとなった。社名別では、コンパクトSUVの新モデルで、ダイハツにとって久々の登録車「ロッキー」が数字を押し上げたダイハツ(前年比128.5%)を除き、すべてのブランドが前年実績を割った。
そうしたなかで、新型の小型車でSUV版のヤリス・クロスを含めた「ヤリス」(15万1766台)やSUVの新型モデルでダイハツ・ロッキーの兄弟車「ライズ」(12万6038台)、伝統のカローラ(11万8276台)などが1位から3位を占めたトヨタが、登録車販売台数でレクサス・ブランドを含めて147万2210台(前年比93.6%)となり、国内シェアはこれまでで最高の51.1%となった。登録車シェア2位は、ホンダの29万3800台(前年比82.2%)、3位が日産の26万6289台(前年比72.5%)だ。
加えて、2020年の軽自動車販売も2年連続のマイナス。メーカー別では日産20万2255台(前年比101.1%)を除いて、全社が前年実績を割り込んだ。年間の販売シェアはダイハツが53万6292台(前年比91.2%/シェア31.2%)で、2015年から6年連続のトップになった。
ところで2020年12月単月の新車総販売台数は37万9896台(前年同期比110.2%)となり、10月から3カ月連続で前年実績を上回った。このうち登録車は7.4%増の24万3753台、軽自動車は15.4%増の13万6143台で、回復基調を示している。が、これは一昨年10月の消費増税の落ち込みからの復帰も大きい。今後は2021年1月8日、政府が発出したコロナ禍による1都3県への緊急事態宣言による影響が心配される。(編集担当:吉田恒)

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