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――芸能と麻雀、2つの世界を股にかけて活躍する岡田さんですが、そもそも麻雀との出会いのきっかけは?
岡田 6歳の頃ですね。当時、中国に住んでいたんですけど、その中国の祖母の家に雀卓があって。そこでみんなやっていて。
――初めて触れたのは、日本の麻雀ではなくて、ルールもまったく違う中国式麻雀だったんですね。今でも嗜んだり?
岡田 いえ、全然です。麻雀をしている小さなころの写真とかは残ってるんですけど、実はルールとかやってたこととかもまったく覚えてないんです(笑)。12歳まで中国にいたんですけど、勉強ばっかりしていた気がしますね。家族がみんなやってたのは何となく記憶にあるので、麻雀そのものに対してなじみはあったんですけどね。
――では、日本式の麻雀を初めてちゃんとやったのはいつですか?
岡田 それは……21歳ぐらいですね。
――もう芸能活動を始められていた時期だったんですね。失礼ながら、オシャレなファッションモデルのイメージと、麻雀が結びつかないのですが、なんでまたやってみようと?
岡田 ちょうどその頃、「non-no」で麻雀が流行ってたんですよ(笑)。
――モデルきっかけだとは思いませんでした(笑)。
岡田 Mリーグや街の雀荘で使っているような全自動式の麻雀卓じゃなくて、一回一回手で牌を積んで、点数なんかも誰も詳しくわからないくらいのレベルだったんですけどね。モデル仲間とか編集さんとかと遊びでやってました。それで麻雀アプリもやり始めて。仕事の移動中にちょっとずつやる、みたいな。やってるうちにどんどん面白くなってきて。そこから麻雀に真剣に取り組むようになった一番のきっかけは、いま所属している日本プロ麻雀連盟の方から声をかけていただいたことでした。
――岡田さんはテレビの放送対局にもたくさん出られているイメージがありますが、そういう場所でスカウトされたという事ですか?
岡田 ちょっと違いますね。大学4年生だった頃に、テレビ東京の正月特番で「大学対抗麻雀駅伝」というのがありまして、そこに青山学院大学の選手みたいな感じで出たんですよ。まだリアルの麻雀もほとんどやっていない時でした。解説として連盟のプロだった佐々木寿人さんと二階堂亜樹さんが出演されていて、その関係で連盟の方が現場にいらっしゃったんです。
――どんな勉強方法だったんですか?
岡田 本をいっぱい読みましたね。戦術本とかも読みましたけど、どちらかというと基礎的なデータの面を学ぶためのものが多かったです。たとえば「リーチは平均的に開始何巡目くらいにかかるの?」とか、「序盤のリーチに字牌があたる確率はどれくらい?」とか。たぶん、普通に麻雀が強くなりたい人はそういうアプローチをあまりしないんですけど、私はそういう数字とか統計の面から入りました。
――それはなぜ?
岡田 勉強会で知り合ったプロの方たちから勧められたんです。「ちゃんと強くなるにはこれが一番早いよ」って。そこで自分の麻雀のベースができたのは、いまこうしてMリーグで闘ううえでも大きかったかもしれないです、
――なるほど。では岡田さんは現在、モデル、タレント、麻雀プロと多彩な活動をされているわけですが、ご本人の軸足はどの分野に置いているんでしょうか。
岡田 いまは完全に麻雀ですね。
――結果的に、それ以前と何か変わったことはありましたか?
岡田 あります! 頭を使うからですかね、麻雀をやってるととにかく甘いものが欲しくなるんですよ。私、それまで仕事柄まったく甘いものを摂取しなかったんですけど、明らかに体が甘いものを欲しているのがわかるんです。甘い飲み物とか、チョコとか。これは初めての経験でしたね。モデルやグラビアのお仕事を辞めたわけじゃないので、気を付けて摂取するようにしていますけど。
――将棋の棋士の方なんかも、対局の合間に必ずおやつを食べたりしますもんね。
岡田 プロ雀士の方は、ラムネを持ち歩いている人も多いですよ。ブドウ糖を摂取したい、ってことなんでしょうね。
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