NMB48最後の1期生メンバーとしてグループを引っ張ってきた白間美瑠が、7月7日(水)に“11年間のアイドル活動の総決算”となる卒業記念写真集『REBORN』を発売する。今回は改めてNMB48卒業への思いを語ってもらった。
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【写真】白間美瑠の写真集先行カット&撮りおろし美麗カット【12点】

──これまでのNMB48での活動のターニングポイントを挙げるとどこになりますか?

白間 じゃんけん大会(2013年)で大島優子さんと対戦したことです。あの日を境に握手会の列が一気に長くなって「自分、もしかしてイケるんちゃう?」って自信がつきました。「よし、もっと人気になってやろう」ってやる気にもなって。

──誰と戦うかはくじ運じゃないですか。運を引き寄せて、自信につなげたのはすごい話ですね。

白間 しかも、じゃんけんに勝ったんですよ! じゃんけんとはいえ、大島さんに勝ったんです。それも自信につながりましたね。

──その翌年(2014年)、NMB48の『らしくない』で(矢倉楓子とともに)Wセンターになります。あの頃の白間さんは本当に自信満々でしたよね。

白間 めっちゃメラメラしていましたね(笑)。なんであんなに気合い入ってたんやろってくらい。なぎちゃん(渋谷凪咲)も「あのときの美瑠さんは背中から火が出ていました」って言っていました(笑)。
でも、それもこれもふぅちゃん(矢倉)のおかげです。比べられる人がいたから、「もっと頑張らな」って思えたんです。

──卒業後はどうなっていきたいですか?

白間 歌って踊ることが好きなので、ソロアーティストをやりたいです。海外進出もしたい! アジアとか、アメリカにも行ってみたい。思うままに行動したい性格なので、日本に留まりたくない(笑)。広い世界の方が向いているなと思います。留学するのもいいな。

──恋愛も自由ですよ。

白間 ふふふ。でも、恋愛する暇はないと思います。卒業してからはスケジュールをぎっちり埋めてめっちゃ忙しくありたいと思っているんです。恋愛してみたいなとは思いますけどね。


──今後、NMB48にはどうあってほしいですか?

白間 優しくて、謙虚な子が多くて、逆にもったいないなと感じることがあります。もっと自信をつけてもらいたいです。NMB48に入っている時点ですごいことじゃないですか。すでに武器は持っているわけだから、気の持ちようだと思います。

──最近、始まった自身のプロデュース公演(「大阪魂、捨てたらあかん」)で背中を押しているんですね。

白間 根性を鍛えるような公演にしました。私も出ているんですけど、ほんまにキツいんですよ! おばちゃんになったなーって思います。最近は年齢イジりされるんです、妹キャラやった私が(笑)。(山田)菜々ちゃんの気持ちがようやくわかりました(笑)。

(取材・文/犬飼華)
▽白間美瑠(しろま・みる)
1997年10月14日生まれ、大阪府出身。B型。160.4センチ。
ニックネームは「みるるん」。
Twitter:@shiromiru36
Instagram:shiro36run
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