まぁみの愛称でギャル雑誌『egg』の専属モデルを務める小田愛実。八重歯がキュートな日本とタイのハーフで、7万人を超えるTwitterフォロワーを誇る。


そんなまぁみの1st写真集『Maami』(KADOKAWA)が7月26日に発売された。セルフプロデュースのもと、ギャルの一面はもちろんナチュラルメイクの素の姿も大胆に披露している。今回はそんな写真集へ詰め込んだこだわりとギャルであることの矜持を語ってもらった。

【写真】太陽のような笑顔が魅力、まぁみの笑顔全開の爽やか撮りおろし【15点】

──1st写真集『Maami』の撮影はいつぐらいに行ったんですか?

まぁみ 今年の4月に2泊3日で撮りました。4月なので、まだ海がめっちゃ寒くて(笑)。無事に撮影を終えられるのかなって気が遠くなったくらい。というのも、海の温度ってだいたい2カ月前の気温らしくて、2月並みの寒さだったんです。でも私は、思い残すことがないような写真集にしたかったので「入るしかねーな!」と覚悟を決めて、カメラマンさんと一緒に入ったんですけど、やっぱりめちゃめちゃ冷たくて。撮るときだけ表情を作りました。

──そうとは思えないくらい、寒さを一切感じさせない爽やかな表情ですね。

まぁみ ありがとうございます(笑)。死ぬ気で頑張りました! でも、その後にサウナで撮影をしたので、数日間で寒いのと熱いのの両極端を味わいました。


──そもそも、まぁみさんがギャルになったのは何歳ぐらいですか?

まぁみ 中学生の頃にギャル心が芽生えて、ちょっとモデル活動もかじりたいなと思って、ギャルメイクをやり始めました。周りにはギャルの子がいなくて、浮いていましたね(笑)。でもこうしてギャルを貫いてきたおかげで、写真集を出せたと思いますし、やってきてよかったです。

──写真集の表紙は水着ですけど、同性も手に取りやすいポップさですよね。そのあたりも意識した部分なのでしょうか?

まぁみ そうなんです。表紙写真も私がいいって言ったカットを使ってくれたし、文字も私が好きなピンク色にしてくれて、ギャル感も増したので見た瞬間に「超好み!」と思いました(笑)。でもたぶん今回の写真集で意見を否定されたことは一度もなくて、めっちゃわがままを聞いてもらいましたね。

──今回の誕生日はまぁみさんの二十歳の誕生月に発売されましたが、誕生日当日はどう過ごしたんですか?

まぁみ 『egg』の撮影と被っていたので夕方までお仕事でした。ちょっと悲しかったんですけど、現場でもお祝いしてもらったし、おうちではお姉ちゃんがケーキを用意して風船を飾りつけてくれたりしていて家族にも祝ってもらいました。

──二十歳になって挑戦したいことはありますか?

まぁみ 十代は何も考えずに、「ギャルやってれば可愛いっしょ」みたいに思っていたんですけど、写真集でナチュラルな私を見せてしまったので、みんなの前でもナチュラルをやりたいなって気持ちがあります。ただ今後もギャルは続けます!

──どうしてギャルを貫いているんですか?

まぁみ 特に理由はないんですけど、自分で一番自信が持てるし、可愛いなって思ったから続けているだけかもしれないです。たまに「ギャルメイクだるい……」って思うんですけど、気付いたらギャルメイクをしています(笑)。


──最後に改めて写真集の見どころを聞かせてください。

まぁみ 全部のカットがお気に入り過ぎて、「一番好きな写真は?」と聞かれても選べないくらい満足しています。今までの私はもちろん、今までとは違う私も見ることができるので、そこに注目してください。この写真集で大人の階段を上ったので、もう子供とは言わせません(笑)。水着とかスタイルを見る人が多いと思うんですけど、セルフメイクや私が選んだ洋服や水着を見てコーデや、メイクの参考にもしてもらえると嬉しいです。

(取材・文/猪口貴裕)
▽まぁみ(小田愛実)
2001年7月9日生まれ、茨城県出身。まぁみの愛称で知られる、ギャル雑誌『egg』の専属モデル。
Twitter:@maaaami79
Instagram:maaaami79
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