さくら学院公開授業「アートの授業2ライブペイント」2限目レポート@TFTホール500 2015.FEB.22  17時半からの2時限目、生徒は水野由結田口華磯野莉音、倉島颯良、岡田愛の5人。冒頭、担任の森ハヤシ先生は「グッドモーリング!」と大賀のセリフをマネて沸かせる。
登場した生徒たち、水野は斜めにした前髪をアピールし「可愛い!」の声援を受ける。田口は「今日は朝風呂だった、来る途中で新しいレッスン靴を買った」とご機嫌で語りつつ「絵が上手くなりたい!」とやる気満々だ。磯野は田口と色違いのお気に入りの髪飾りをつけ、テンション高めに「頑張ります!」と宣言。倉島も髪型の話。ずっとやりたかった編み込みカチューシャにできて嬉しそうだ。岡田は「お絵かきちゃんが苦手なので頑張りたい」と可愛くアピールした。 さくら学院公開授業「アートの授業2ライブペイント」1限目レポート@TFTホール500 2015.FEB.22 ここで登場した山下良太先生。優しくフワッとした雰囲気で、田口に「歯を食いしばれ!」と背中に気合いを入れられ、目を白黒させていた(笑)。しかし作品がスクリーン上に紹介されると、その躍動感の瑞々しさに生徒は皆目を丸くして驚く。ビデオで実際にライヴペイントする様子が映されると、「すごい!」とテンション高めになってくる。  ここからは1時限目と同じく「アート伝言ゲーム」だ。1回目のお題はミミー(ウサギの姿をしたアミューズのキャラクター)。
トップバッターの水野は、ミミーとはちょっと違うオリジナリティあふれる怖いウサギを描き上げて場内を沸かせる。水野は田口に「華、わかるよね?」と絵を見せるが、田口の作品はよくわからない新たな生物。絵を見た磯野は「気持ち悪い」の一言で、さっさと描き上げた絵はどちらかというと熊?倉島は苦笑いで「何あれ?」と場内を笑わせる。お化けのような身体を持ったコケシのような物体(笑)。岡田は「えー何これ?」と戸惑いながら、かわいいウサギの絵を何とか完成させる。  答え合わせ、岡田は「ウサギさん」。倉島もウサギと答えるが、「死んでるよね?」とツッコむ森先生。森先生は「誰が殺したんだろう?」と続けて大爆笑を起こした。磯野も「ウサギ」との答え。でも顔はクマに近く、場内からは薄笑いが起きてしまう。田口は「ウサギのお化け」と解答。この時点で死んでることが判明した。
死んでるのに笑顔のウサギ、怖いです(笑)。  ここで水野の絵が公開されるが、「死んでる!」と森先生。場内大爆笑だ。正解のミミーが明かされるが、磯野は「こんなんじゃないよ!」と水野にクレーム。森先生は「大先輩のミミーを描けないなんて。犯人は水野ですね!」と笑わせた。 次ページは、水野の“エジプトさん”って何?!そもそもお題が分からない?「アート伝言ゲーム」に悪戦苦闘  続いて2回戦のお題は「スフィンクス」。トップバッターの田口は、絵を描く以前にスフィンクスを知ってるのか心配される始末。しかし何とか正面から見たスフィンクスを描き上げる。ネコのようなライオンのような顔、前足、たてがみも描けている。次の磯野はすぐわかったようで、かなりシンプルで大ざっぱな絵を描いて、田口の努力を無駄にしてしまう(笑)。倉島は伝わったようで描き始めるが、描き上がった絵はスフィンクスではなくバッハのようだ(笑)。
岡田は「何これ!まったくわかんない」とお手上げの状態。それでもたてがみのようなものも描いて何とか戻してきた。最後の水野は一瞬固まって息もしてない様子(笑)。自分でも何を書いたかわからない作品が出来てしまった。 水野の答えは、名前が浮かばないのか「エジプト…エジプトさん?」と場内を大拍手に。岡田は「ツタンカーメンかスフィンクス…ツタンカーメン?あ、スフィンクス!」と場内の空気を読んで強引に正解?倉島はスフィンクスで正解、磯野は「エジプトのマーライオン」と珍回答(笑)だった。岡田は磯野の絵を見て「お寿司みたい」と笑わせた。  次は聞いた音からイメージする絵を描くコーナー。最初の音は1時限目と同じく、競馬のゲートが開くような音。えーっとどよめきを呼んだ磯野の絵は「水たまり」。水野の絵は「ドアを開けた瞬間水がバーッと出てくる絵」。怖い発想に驚く森先生。
魚が描かれてる点が危機感を煽る。田口の絵は「ペンギンが池に飛び込んだところ」。倉島の絵は「水に石が投げ込まれる」が、「水」とか「石」とか文字が書かれていて大笑いされてしまう。岡田の絵は自動販売機から商品がガタッと出てくる場面で、拍手を浴びた。  2回戦の音は、ピヨヨヨーンというずっこけるような音。素早く描き終わった磯野は、予想通りグルグル巻のバネをテキトーに描いてきて笑わせた。水野はグミがびよーんと跳んだ絵で「可愛い」の歓声が起きる。岡田は「棒ニンゲン君が上まで跳ね飛んだ」というシュールな絵。倉島はカエルを描いておおっと感心の声を集める。田口は納豆がネバネバと伸びている絵。皆バラバラで個性的な出来上がりとなった。 次ページは、大はしゃぎの生徒たちが絵の具まみれに!お祭り騒ぎの生徒たちによる、自由な卒業制作が完成!  さて、最後は卒業制作のライヴペイント。
1時限目同様、ピンクの黒板が描かれた上に皆で協力して絵を仕上げていく。課題曲『仰げば尊し ~ from さくら学院 2014 ~』に乗せて、田口は早くも筆ではなく手に絵の具を塗りたくって描いていく。他の生徒たちもげんこつに手のひらとお祭り騒ぎ。「仰げば尊しに怒りをぶつける!」と森先生も煽り、場内の父兄は手拍子で盛り上げる。やがて水野と倉島はお互いのTシャツに絵の具をなすりつけ合い、顔に塗り合いとエスカレート!  こうしてできあがった絵は、1時限目よりも抽象的で荒々しい仕上がりとなった(笑)。そして倉島は、なぜか歯に絵の具を付けてしまい、場内の大爆笑を浴びる。水を口に含んでゆすごうとするが、その水を飲んでしまうというオチ。「こういうの嫌いじゃない!」と森先生も大興奮だ。その倉島が描いたこけしが、切ない表情で可愛かったのが印象的。そして倉島以外の生徒も顔や髪に絵の具をだいぶつけてしまっており、存分に楽しんだようだ。  山下先生は「Tarzan来週発売です」と宣伝しながら、「予想外のことが起きるので、自分自身刺激になりました。これからのパフォーマンスにどんどん生かしてください」と締めた。
磯野は「今日やったことを生かしてパフォーマンスに個性を出したい」と前向き発言。倉島は「楽しかった~」と興奮気味に声を上ずらせた。  森先生は「1時限目と2時限目の間に生徒たちで話し合ったみたいで、その成果が出た10人での作品に出来たと思う。作品をファンの近くで見せる機会ができたらと思います」と締めくくった。今年度のメンバーによる公開授業はいよいよあと2回。どんな授業を見せてくれるのだろうか?竹崎清アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。
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