好きなものを食べている女の子はキラッキラに輝いている! というわけで始まった美女とご飯を食べに行くグラビア連載。第3回目、タレントの王林さんと訪れたのは、上野と御徒町の間にある老舗焼肉店「京城苑」さん。
「これってドッキリですか?」としきりに心配しながら大好きな焼肉をもりもり食べてくれました!

【写真】ころころ変わる表情がたまらない、王林の焼肉デート風撮りおろしカット【15点】

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青森県のローカルアイドルグループ「りんご娘」のメンバーとしてブレイク、現在はグループを卒業しバラエティを中心に活躍している王林さん。

多忙な王林さんとお店の前で待ち合わせたのは6月某日のこと。元気よくお店に入ってきた彼女の第一声は、「これってドッキリですか?」。「焼肉食べるだけなんてしあわせすぎるし……」と若干疑いの眼差しをスタッフに向けながらも、「こういうところの焼肉って間違いないですよね」とにっこり。

まずは飲み物を伺うと、「“じがじが”がいい」と飛び出した青森弁。標準語にうまく置き換えられないものの、じがじがする飲み物=炭酸ということだったので今回はコーラをセレクト。

お店のメニューを見ながら、特上タン、上ハラミ(タレ)、生カルビ(タレ)、上ロース、サンチュ、たまごスープ、ライス、さらに「辛い物が好きなので」と焼肉屋の鉄板・キムチも入れてオーダー。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


注文を待つ間、肉の部位の好みを聞くと「脂っぽいのが苦手なんです。だからいつもハラミとかカルビ、タンかな。でも最近本当においしい店のホルモンはおいしいんだってことを知りました!」と興奮気味に話す。

「前はいつ飲み込んでいいのかも分からないし、脂を感じるから苦手だったんです。でもホルモンが売りの店で食べたらずっと噛んでいたいくらいおいしくて! “ホルモンは育てるもの”っていうのが理解できました」

とは言うものの、普段は自分で肉を焼かないタイプなのだそう。
「私は食べるのに集中したいんですよ。だからテレビを観ながらとかも無理なんです」と笑って話す王林さん。

「焼きながら食べていると、食べていることを忘れちゃうというか、頭に入ってこなくて満足できないんです。食べ放題とかしゃぶしゃぶとかも苦手! すべてが揃った状態で、目で見ながらちゃんと食べたい」。独特の言葉選びながら、一食一食を大事にしている想いが伝わってくる。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


さらに続けて、焼肉愛も語ってくれた。「青森って、土地柄なのかBBQをすごくやるんですよ。だから焼肉は身近な存在でした。遊ぶ場所も少ないから、友達の家でBBQっていうのが一つの遊びになる(笑)。私の楽しい瞬間にはずっとお肉があって、だからかな、焼肉を食べると楽しい気持ちになるんですよ。焼肉は私のとっておきの食べ物!」

そんな王林さんの前に、注文したお肉が続々到着。まずは分厚い特上タンから網の上に。
「最高じゃん!」と上機嫌で焼きながらも、「こういう上に乗ったネギってどうしたら上手に食べられるんだろう? 焼くときに落ちちゃいますよね? 勿体ない……」と長年の疑問も打ち明けてくれた。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


さっそく焼き上がりを口にしながらそのおいしさににっこり。ただ、分厚すぎて「噛みちぎるの難しい」と豪快すぎる一口に……。どちらかというと薄切りの方がお好みのようだ。

普段は焼肉と一緒にお酒もよく飲むという。「サワーとかハイボールとか、あればシャンパンとかも飲みます。ただ、ビールだけはおいしさが分からないんですよね」と好みを明かしてくれた。

続いて生カルビを焼き始めるも、薄さからすぐ焦げ付いてしまう。慌てて口に運び、そのおいしさにたまらず唸り声をあげる王林さん。キムチとともにサンチュでくるむと、両手を振りながら全身で喜びを表現してくれた。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


「普段は焼肉のときにライスを食べないんです。……温かいご飯、久しぶりかも」としみじみ。
驚いて詳しく聞くと「東京に出てきているときはホテル滞在なので、食べる機会がないんですよ。お店でわざわざ頼むことも少ないし。よく行くのはお寿司、焼肉、ラーメンなので」と笑顔をのぞかせた。

「でも炊き立てのご飯の香りは大好き! 白米を汚したくないし、上に何かを乗せて食べるっていうのが苦手なんですよね。ご飯はご飯だけで食べたい。だから焼肉で頼まないんです」

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


次から次へと口に運び、しあわせそうに顔を緩める王林さんに、理想のデートプランを訊ねる。

「絶対青森がいいですね。たとえ東京と青森で同じデートをしたとしても、私は青森での方がいい顔をしていると思う」

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


やはり王林さんの中に根付くのは深い郷土愛。改めて青森の魅力とは?

「何だろうな、生きているだけでしあわせだって思わせてくれるんですよね。自然豊かで四季がはっきりしているから、ただそこで季節を過ごすだけで、何か特別なことをしなくてもしあわせになれる土地なんです。青森にあるのは人工的なものじゃないので、青森でしか感じられないんですよ。だから青森で自然を感じるデートがしたい」

特別なことは何もいらない?

「うん! でもサプライズは大好きだから、突然踊り出すみたいなことはしてほしい(笑)。
あとは記念日に東京で食事をして、外を見たらビルの明かりで文字が作られているみたいなのとか……」とサプライズに関してはベタな展開が好きだそう。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


喋りながらも食べる手は止まらず、気が付けば皿のほとんどが空に。「私、大食いなんですよね。止められなかったらずっと食べていると思います。お寿司なら最大で70皿とか」と驚愕の記録を教えてくれた。

<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


「でも早食いはできないし、大食いをお仕事にはしたくないんですよね」という王林さん。食べても食べなくても体型は変わらないから食べることにしているそうだ。最後、〆にたまごスープを飲みながら、思い出したのは東京の茶わん蒸しのこと。

「青森の茶わん蒸しって、すごく甘いんですよ。だから初めて東京の茶わん蒸しを食べたときはびっくりしましたね。甘いのかしょっぱいのか、どうしたいんだこれは!って(笑)」とギャップを感じたエピソードを笑いながら教えてくれた。しっかりスープを飲み切って、ごちそうさまでした。


<あの美女とご飯に行ってみたら…>王林「人生の楽しい瞬間にはずっとお肉があった」


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<本日のお品書き>
・コーラ×2
・特上タン
・上ハラミ(タレ)
・上ロース
・生カルビ(タレ)
・サンチュ
・たまごスープ
・ライス
・キムチ
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