──今日はみなさんのキャラクターを他己分析で探っていこうと思います。また、日頃は言えない短所や直してほしいところを語って頂きたいです。まずは石丸千賀さんからお願いします。
金澤 積極的だなと思うことが多くて、スタッフさんや先輩メンバーにもどんどん話しかけるんです。けっこう「強めガール」だなと。
坂林 気になったことがあっても、先輩だと聞きにくかったりするじゃないですか。でも、すぐに聞きに行けるんですよ。
石丸 分からないことを、分からないままにするのが怖いんです。だったら先輩方やスタッフさんから明確な答えが頂きたいので、すぐに聞きに行くんです。
──かなりの完璧主義者ですね。なかなか短所もなさそうですが。
金澤 とても個性的だと思います。
坂林 まずカピバラが大好きな時点で変わっていないですか?
金澤 それは普通だよ(笑)。
石丸 カピバラを見ていると、ほのぼのした気持ちになるんですよ。
坂林 顔もそっくり!
石丸 3年ぐらい前に、よく母が私の寝顔を撮っていたんですけど、「千賀ちゃん、カピバラみたい」って母の声で起きることが多かったんですよ。それもあってか、気付いたらカピバラが大好きになってたんです。
坂林 それって自分の寝顔が大好きってことだよね?
石丸 そんなことないよ~!

石丸千賀
いしまる・ちか 1996年3月29日生まれ、福岡県出身。A型。ニックネームは「ちかぴ」。「歌やダンスはもちろん、日頃の行動や細かな仕種に至るまで、全てにおいて美しくありたいです。グループのパフォーマンス力を上げるために、クラシックバレエをやっていたときに培ったリーダーシップを活かしていきたいです」
──次は井上真由子さん。
坂林 (井上の声音を真似て)こんな声でも地声です!
井上 バカにしてる~。
坂林 ずっと喋る声が高いんですよ。
井上 昔からこんな声なんです。
石丸 いつも比較的、静かに周りを見ている印象ですね。
松本 表立って先頭に立ちたいってタイプじゃなくて、裏で強く前に立ちたいと思っているタイプです。
坂林 オーディションが一緒だったんですけど、そのときから秘めたる根性はすごくあると思いました。
──直してほしいところは?
門林 ゴハンを食べずにお菓子ばかり食べるので健康面が心配です。みんながゴハンを食べているときもお菓子を食べていますからね。
井上 とにかくお菓子が大好きなんですよ。親からも健康に悪いよって言われるんですけど食べちゃいます。
坂林 一番困るのは、お菓子をみんなに共有してくるんです。
──ちなみに好きなお菓子は?
井上 塩味のスナック菓子!
坂林 渋い(笑)。
井上 毎日1袋食べてた時期もありました。でも、有羽ちゃんや愛花ちゃんも、めっちゃお菓子食べますよ。
──責任を押し付けてますね(笑)。

井上真由子
いのうえ・まゆこ 1997年5月26日生まれ、兵庫県出身。O型。ニックネームは「まゆまゆ」。「見た人が日常生活での嫌なことを忘れられるような、キラキラした元気の出るパフォーマンスができるアイドルを目指しています。グループとしても、メンバーの仲の良さを前面に出してファンの方を楽しい気持ちにしたいです」
──次は門林有羽さんについて。
井上 見た目通りフワフワしていて、作ってるとかじゃなく、素でもそうなんです。ちょっとどんくさいところもあって、そこが可愛くて、守ってあげたくなります。
門林 自分ではフワフワしていると思っていないんですけど、握手会でも「フワフワしてるね」って言われることが増えているので、そうかもしれないって思い始めています。
金澤 あと天然のあざとさがあるんです。
樋口 ずっと人にくっついています。何をするにも後ろから手を回してくるんですよ。
石丸 くっつき方も甘えん坊気質なんですよね。
金澤 あと目線に色気がある! 私が男性だったらキュンとするような上目遣いなんです。今後3期生の夢梨ちゃんと、どう”あざとさ対決”をしていくのか楽しみです。
──直してほしいところは?
樋口 ダンスレッスン中、振りやバミリが飛んだときに、他のメンバーはフリーズしたり、みんなから離れて考えたりするんですけど、有羽ちゃんはその場で立ち止まって全身で「?」ってオーラを出すんです。それを見ると「可愛い」って思っちゃうのでやめてほしいです。

門林有羽
かどばやし・ゆう 1998年10月28日生まれ、大阪府出身。B型。ニックネームは「ゆうちゃん」「もんちゃん」。
──続いて金澤有希さんについて。
石丸 私にとっては女神です。本当に優しいんですけど、時に厳しい意見も言ってくれるし。新しくグループに加入して、今は自分も大変な時期じゃないですか。でも全員のことをしっかりと見てくれるんです。それが日頃の言動だけじゃなくて、ダンスレッスン中も周りを見てくれるんです。何かとアドバイスもくれるし、そのアドバイスの言葉の選び方もお人柄が出ていて人間性が素敵!
門林 いつもダンスレッスンで、みんなのことをまとめてくれるんですけど、締めるときは本当にバキッと締めてくれるんです。でも、ちょっと空気が悪いなってときは、ゆうきりんさんが率先してチョケて、みんなのことを和ませてくれるんです。リーダー的な存在でありつつ、4期メンバーのムードメーカーです。
金澤 自分では厳しく言い過ぎたかなって申し訳なく思うこともあるんですけどね。
──直してほしいところは?
井上 すぐに私のモノマネをしてくるんですよ! しかも誇張して!
坂林 でも、すっごくクオリティが高いんですよ。
井上 いや、似てないです(笑)。
──井上さん以外のモノマネもするんですか?
金澤 とりあえず真由ちゃんから入って、最近は有羽ちゃんをやるようになって、千賀ちゃんもやり始めました。今後は他のメンバーも研究していきたいですね(笑)。
松本 私も直してほしいことがあります。よく一緒にゴハンに行くんですけど、混んでいるときに名前を書くじゃないですか。そこに絶対、下の名前で「愛花」って書くんです。名前を呼ばれたときに、周りに見られて恥ずかしいんですよ。今度、仕返しをしたいと思います(笑)。
──よくメンバーとゴハンに行くんですか?
金澤 行きますね。特に私は、下の2人と行きます。
樋口 ゆうきりんさんは25歳で、私と愛花は高校生なんですけど、なぜか話が合うんです(笑)。
金澤 妹と話しているような感覚なんですよね。

金澤有希
かなざわ・ゆうき 1993年5月1日生まれ、北海道出身。AB型。ニックネームは「ゆうきりん」「ゆうきちゃん」。「歌、ダンス、トークが完璧で、いつも元気でファンの気持ちも考えられる、全てにおいてバランスの良いアイドルになりたいです。そしてファンの方と一緒に一歩一歩進んで、さらにスパガを大きなグループにしていきたい」
──続いて坂林佳奈さんについて。
井上 とにかく言動がおかしいです。あと気付いたら、ずーっと見つめてきて、不思議な空気感です。
金澤 今まで私は「ちょっと変わってるね」って言われることが多かったんですけど、そんな私が初めて同じ雰囲気を持っている! と思ったのが佳奈ちゃんで、独特の雰囲気があるんですよ。
井上 ライブの本番前でもそんな感じなので、佳奈ちゃんが話しかけてくれると緊張が解けていくんです。みんなを笑顔にしますね。あと優しくて、面倒見がいい!
門林 私が体調不良で寝込んでいたときがあって、何も言ってないのに佳奈ちゃんがゼリーとか食べやすい物を買ってきてくれてドアにかけてあったんですよ。
──直してほしいところは?
金澤 独特な雰囲気であるがゆえに、今ふざけているのか真面目なのか分からないことが多くて。たとえばライブ中の自己紹介で、なぜかプリプリしてたことがあって、それはツッコミ待ちなのか、そういうキャラなのか判断できなかったんですよ。
坂林 本気で自己紹介したらそうなっただけです(笑)。
金澤 楽屋でもそういうことが多いので、ボケるときは「今からボケます」って言ってほしい(笑)。
坂林 本来、私の方がツッコミで行きたいんですけどね。なぜ、こうなったのか……。

坂林佳奈
さかばやし・かな 1997年1月26日生まれ、兵庫県出身。A型。ニックネームは「かなぽん」。「卒業した浅川梨奈さんのように、全てにスパーン! とツッコミを入れられる存在になりたい。そうやってメンバーやお客さんをまとめる役割を担って、『ラブ&ピース』みたいな、平和だけど熱のあるグループにしていきたいです」
──次は樋口なづなさんについて。
金澤 JKらしさはピカイチですね。
石丸 自撮りはもちろん、写真を撮るのが上手で、加工もキレイなんです。その辺もJKだなって思います。
坂林 最新の言葉も、めっちゃ知ってるしね。
金澤 喋り方のキレもいいよね。
井上 容姿もそうなんですけど性格も可愛いんですよ。めっちゃぶりぶりしている訳じゃなくて、時々毒舌が入ってくるところも萌えます。
門林 ただ、4期生の中で私は中間の年齢なのに、「おばあちゃん」って呼んでくるんです。
樋口 揺れる椅子に座って、編み物をしているようなイメージなんです。分かりますよね?
門林 分かんないよ!
樋口 でも最近は、おばあちゃんって呼ぶと「はい」って(笑)。
門林 その毒舌は直してほしいし、なづちゃんも私や真由ちゃんのモノマネをしてくるんですよ。
井上 それもやめてほしい!
樋口 特徴的だから、ついついマネしなくなっちゃうんですよね(笑)。

樋口なづな
ひぐち・なづな 2001年8月28日生まれ、静岡県出身。B型。ニックネームは「なづち」。「歌が好きなので、歌唱面でスパガを支えられるメンバーになりたいです。加入したばかりでまだまだなんですけど、私の歌を通じて、聴いてくれる方に辛いときでも楽しい気持ちを届けられるような歌声を身につけたい!」
──最後は松本愛花さんについて。
門林 4期生の最年少だけあって、すごく無邪気で天真爛漫、みんなにとって末っ子の愛されキャラなんですけど、喋ると意外にしっかりしています。私じゃ言えないような四字熟語もいっぱい知っているんですよ。
井上 合宿に行ったとき、チラッとノートが見えちゃったんですけど、振りの位置とかを、めっちゃ書き込んでいて、すごく陰で努力しているのが伝わってきました。
金澤 本当に頑張り屋です。いくら努力しても、そう簡単にできないこともあるから、先輩メンバーからアドバイスを受けることも多いんです。日々全力で頑張っている姿を見ると応援したくなるし、そういう面でも末っ子っぽいなと感じますね。あと先日、なづちゃんと愛花ちゃんでお買い物に行ったときのことなんですけど、よくデパートにスタンプが置いてあるじゃないですか。そのスタンプを見つけたら急に走りだして、手にスタンプを捺して「やったー!」って喜んでいるんですよ。
井上 可愛い(笑)。
金澤 なんてピュアなんだろうと。
樋口 次の日、スタンプがとれなくて手が緑のままでしたけどね(笑)。
松本 あんまり自分では妹キャラだとは思わないんですけど、みんなが言うから「妹なんや」って(笑)。
──直してほしいところは?
樋口 文章を書くときに、改行するってことを知らなくて、バーッと文字が並ぶので、すごく読みにくいんです。文章自体はいいことが書いてあるので勿体ないんですよね。あと気分が盛り上がっているときに、何を言ってるのか理解できないことがあって、意味を聞くと「これ、愛花語やねん」ってドヤ顔するんです。
井上 あとお菓子とか、人の物を横取りします(笑)。
──今日は現体制になって数カ月とは思えないほど4期生の仲が深まっているのを感じました。最後に今年の抱負を聞かせてください。
樋口 先輩メンバーのリハーサルを見ていると、自分たちとの差をスゴく感じて、このままだと以前からファンだった方はガッカリすると思うんです。なので4期メンバーで自主練して、早く先輩たちに追いつき、追い越して、目標に掲げている2020年の武道館公演に向けて貢献できるようになりたいです。
金澤 1期生のいないスパガは初めてのことで、本当の意味でスパガの第2章が始まったと思うんです。これを機に新たにスパガのファンになって頂きたいですし、もともとスパガのファンだった方にも変わらず好きでいてほしいですし、1つひとつのライブやイベントを大切にして前に進んでいきたいです。

松本愛花
まつもと・あいか 2002年5月3日生まれ、大阪府出身。B型。ニックネームは「あいか」「あいちゃん」。「昔からアイドルになりたい気持ちが強かったんですけど、スパガは大好きなグループだったので、まさか自分がなれるとは思いませんでした。『愛花』という名前の通り、たくさんの方に愛される花のようなアイドルになりたいです」

新体制1枚目のシングル
『コングラCHUレーション!!!!』
絶賛発売中