【写真】かつてはグラビアアイドルとしても活躍、yunocyの撮り下ろしカット【9点】
yunocyの人生はゲームとともにあった。父親や親戚がゲーム好きだったこともあり、幼少期からゲームには慣れ親しんできた。高校時代は学校よりもゲームセンターが憩いの場だった。
「高校には行っていたんですけど、ギャルが多い学校で(笑)。私も見た目は派手だったんですけど、中身はもう完全にゲームオタクだったんで、ゲーセンの方が居心地がよくって。文化祭とか、修学旅行とかは休みましたね」
高校2年生の頃に撮影会のモデルになったことをきっかけに、グラビアアイドルとして芸能界デビューする。
「ずっとゲームのお仕事も多かったですし、グラビアを始める前から、ゲーム会社に着くのが目標でした。だからストリーマーは天職ですね」
きっぱりと言い切るyunocyの顔からは、充実感がうかがえる。
ここ数年はeスポーツの盛り上がりや、ストリーマーや芸能人によるゲーム配信も人気となり、ゲームを取り巻く環境も変わってきた。
「前は『ストリーマー? 何?』という感じだったんですけど、今はストリーマーと言って、すぐ何かわかってもらえることが増えました。
一方で注目度が高まったことで、人気ストリーマーが配信中のひと言で炎上し、それがネットニュースになり騒動となることも増えた。yunocy自身も配信には気をつけているという。
「配信中の言動には怖いので気をつけていますね。ゲームやるときって、知らない人とパーティーを組んで遊んだりするので、そういう時の発言にも気をつけてはいます」
ゲームの配信は1日10時間を超えることもざらだ。体力的にきつい場面も少なくないという。
「長い配信となると途中で腰も、肩も、首も痛くて『もう死ぬかもしれない』となります。ただゲーム中は集中しているので、体の痛みを感じなくなるんですけど、ちょっと休憩を入れると体がやばくて(苦笑)」
特にyunocyの悩みとなっているのが睡眠だ。
「ゲームって長いと10時間以上やるじゃないですか。その10時間はずっと座った姿勢なので、脳は疲れてるけど、体は疲れていない。だから全然寝られないんですよ。私はもともと眠りが浅いんで、配信が終わった後に寝ると、配信する夢を見るんですよ。
一方、ストリーマーとしての楽しみも多い。その一つがさまざまなゲーム大会への参加だ。
「大会に勝った時のアドレナリンはすごいです。大会の練習も大変な時もあります。
そして、何より配信を通してのファンとの交流が何よりも楽しいという。
「ストリーマーになったことで、ゲーマーのリスナーさんがたくさん増えました。ゲームが大好きなので、みんなとゲームの話ができるのはやっぱり楽しい。配信をやっているとプライベートがなくて、もちろんつらい時もあったり、配信に人が来てくれない時は少し落ち込むときもありますけど、今は一定数来てくれる方がいる。配信することは、みんなのところへ遊びに行っている感覚に近いかもしれないです」
「『寂しいから飲みに行こう』と同じ感覚で、『寂しいから配信つけよう』という感覚です。
今回の写真集でも、ゲーマーのファンを意識した。作品の中では水着姿も見せているが、一般のグラビアアイドルの写真集にしてはセクシーさや肌の露出がかなり抑えめだ。
「ファンにはゲーマーの方も多いので、表情もあまりグラビア、グラビアしない、セクシーになりすぎないように気をつけました。がっつりグラビアだと表情もエロい顔という感じですけれど、かっこよくなるようにしました」
yunocy自身はグラビア好きだけに、この内容でいいのか半信半疑だった面もあるという。
「今回写真集も、私的にはそんなに露出が多くないと思っていて、『写真集でこんなに服を着て撮ることがあるんだ』と正直思いました(笑)。でも、ゲーマーの方からの反応は『めっちゃ面積が少ない』となるみたいで、露出について私の感覚がバグってきてるのかなって(笑)」
そんな心配をよそに、イベントでは写真集10冊を購入するファンも多数いた。ストリーマーyunocyとして、今回の写真集の露出レベルは正解だったようだ。
ストリーマーとして充実した時間を過ごすyunocyに「今後やりたいことは?」と質問すると、少し困った顔を浮かべた。
「求められている答えではないと思うんですけど、ずっと変わらず配信したい。今、一番何がしたいかと言われたら『配信』です。おばあちゃんになるまでずっと続けたい。あとはシンプルにゲームがうまくなりたい。最近はいろんなゲームに浮気をしているので、なかなか一つのゲームをやりこむ時間がなくって。配信も今月は100時間くらいしかできてないから、今一番やりたいことは配信ですね」
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