【写真】強烈なかかと落としを放つ荒井優希、ほか試合の模様【16点】
愛野ユキ&らくのタッグでの挑戦が決まっていたものの、急遽欠場となったらくの代わりに原宿ぽむが出場。愛野と原宿はらくの気持ちを背負ったおやすみエクスプレスを披露するも、向かっていった原宿を赤井がビッグブーツで迎撃。ここから令和のAA砲はダブルのビッグブーツを決めるなど、原宿を捕まえて試合を優位に進める。
原宿もドロップキックでやり返し荒井へ反撃に出ると、愛野が荒井をダイビング・ショルダーなどで攻撃。荒井は愛野にボディースラムを決めて赤井と交替する。赤井が愛野にビッグブーツ、掌底連打からキックをたたみかけると、ダメージを負った愛野は場外へエスケープし、赤井にエプロンサイドでヴィーナスDDT。リングに戻った赤井にブルドッキング・ヘッドロックを放つと、すかさず原宿が赤井にニーロック。ラフォーレ原宿で回された赤井はカウンターのジャンピングミドルで荒井とタッチする。
荒井は原宿にドロップキックからサソリ固め、ロープに逃げた原宿にスネ蹴りで反撃されるもフルネルソンバスターを決めた。赤井と2人で愛野へのダブル新人賞をかわされると、愛野と原宿の連係攻撃が荒井に襲いかかる。
原宿のぽむ・ど・じゃすてぃすをくらうが赤井に助けられ、原宿の丸め込みをなんとかしのいだ荒井がビッグブーツで反撃。赤井も愛野にエプロンPKを決め、孤立した原宿にダブル新人賞、さらに荒井が原宿にFinally(かかと落とし)を決めて勝利した。
試合後、赤井が「今年はタッグチャンピオンとして年を越せそうね」と荒井に話していると突如、場内が暗転。スクリーンには米国マットで活躍する Wasteland War Party のマックス・ジ・インペイラーとハイディ・ハウイツァからのメッセージ・ムービーが。
「TJPW、なんかこのマックス・ジ・インペイラーにタッグマッチをさせているみたいだけど、正パートナーであるこのハイディ・ハウイツァ以外の選手と組ませるなんてあり得ない!今日誰が勝とうが誰がベルトを持っていようが関係ない。1月にこの Wasteland War Partyがそのベルトをいただきにいくから。私たちにとってプリンセスタッグ王座以上にお似合いのベルトはないわ。それじゃ1月4日に会いましょう」
メッセージを見た赤井と荒井は困惑。「私たち関係ありましたか?」と言う荒井に、赤井は「どう考えてもこれ(ベルト)を狙っているということやから挑戦者が決まったみたいです」と答え、「でも大丈夫。チャンピオンは困難を乗り越えてこそ、どんどん強さとベルトの輝きが増していくから。1.4(イッテンヨン)、無事守り切って皆さんのプロレス始めを私たちのベルト姿でスタートしましょう」と発破をかる。これを受けて荒井も「私も腹をくくったので、2023年初の試合でハッピーに締めくくっていい年の幕開けにしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と宣言。場内から大きな声援と拍手が送られた。
▽荒井優希 コメント
ぽむさんは前回京都大会でも闘っていて、いつも結構スネを中心に追い込まれてしまうので。
▽赤井沙希 コメント
いろんなハプニングやアクシデントがあって、今日このカードになって。会見で(原宿ぽむに)泣かれたときは正直イラッとして、チャンピオンのベルトってそういうもんじゃないと思ってたんですけど、今日リングの上に上がると彼女も選手でレスラーだったので、そこは試合してやり合ってて楽しさを感じました。愛野選手に関しては、ちょっと自分に似たものを感じていて。後輩とかに譲ったりしちゃうところ、彼女の性格の良さであり、レスラーとして弱い部分があったので、今日試合で確認したかったんですけど、自分と対峙して十分強くて我のある愛野ユキでした。また二人ともやりたいですし、もともとのカードだったらく選手ともやってみたいですし、またその機会があるまでベルトを守ってまた実現させたいと思います。
(1/4 の挑戦者が決まって)
挑戦されただけであって挑戦を受けるとも言ってなかったんですが、あれを言われた以上受けるしかないんで。早々に 1.4 のカードが
決まったって部分ではホッとはしているんですけど、事前情報が無さすぎて。でも私は、普段自分より何倍も大きい人と試合してるから、その部分に関してはちょっと教えてあげられる部分があるかも。(以前マックス・ジ・インペイラー選手とすれ違って)風のように台風みたいに去っていったんで、あの台風に巻き込まれないように、私たちはチャンピオンなんで、チャンピオンとしてどんなタイプの選手であれ受け止めて、はね返して、二人タッグで大きくなれるようにだけですね。
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