萬田久子主演の土ドラ『グランマの憂鬱』(東海テレビ)第3話が22日(土)夜11時40分より放送される。今回、7歳にしてドラマの重要な役割を担う加藤柚凪のインタビューが到着した。


【写真】現場のアイドル・加藤柚凪、土ドラ『グランマの憂鬱』場面カット【8点】

『グランマの憂鬱』は、日常にあるさまざまな問題を、萬田久子演じる「グランマ」が愛ある「喝!」で解決へと導く、痛快でほっこりする人情ドラマ。そんなミキとコンビを組む孫娘・百目鬼亜子(どうめきあこ)を演じているのが、月9『監察医 朝顔』など数々のドラマでも注目を集める子役、加藤柚凪(かとうゆずな)。

カメラが回っていない時でも元気いっぱいなその姿は、まさに現場のアイドル。その一方で撮影となると「監督に演技の相談をしていた」、「自然と演技にアドリブを入れていた」、「共演者を気遣っていた」といった大人顔負けのエピソードが、スタッフや共演者から続々と寄せられた。

――柚凪ちゃんが演じる百目鬼亜子は、どんな役ですか?

加藤 亜子はグランマのことが大好きで、いろんなことに興味津々な女の子! 初めて会った人でも、「ちょっと仲良くなるのは難しいかな?」というような人でも、「仲良くして!」って素直に言って、すぐに仲良くなれる。私はそういうことが得意ではないので、いつも「亜子は偉いなぁ」って感心しています。


――撮影の空き時間には、どんなことをしていますか?

加藤 ママ(百目鬼由真役・足立梨花)は手話ができるので、撮影の合間に教えてもらっています。それからスタッフの人に「亜子ちゃんカメラ」を貸してもらったから、現場の様子を撮影して皆さんにお届けするトク…、トクハンニン(注:どうやら特派員のことらしい)をしています!

――たくさんのドラマに出演していますが、演じていて楽しいことは?

加藤 お芝居も楽しいし、撮影で普段は行けない場所にも行けるのが楽しい。百目鬼家のロケで初めて見てビックリしたのが囲炉裏! 天井からお鍋がぶら下がっていて、「昔の家では、囲炉裏を囲んでご飯を食べていたんだよ」って教えてもらいました。でも、長い箸を使わないと食べるのが難しそう…。それと、カエルさんも今回のロケ現場で初めて見ました!

――グランマ役の萬田久子さんの印象は?

加藤 グランマはドラマの中で「喝!」って言うんだけど、いつも「今日はどんな風に言うのかな?」って、楽しみにしています。「喝!」って言う時のグランマは、とっても格好いい!撮影でグランマとお揃いのサブウェイ(注:どうやら作務衣のことらしい)を着た時に、私も真似して言ってみました。
いつかドラマの中でも、グランマみたいに「喝!」って言ってみたいなぁ。

――最後に、ドラマの見どころを教えてください!

加藤 亜子はいろんな場面に出てくるので、全部見てほしい!それとグランマが「喝!」っていうところがとっても格好いいので、皆さんにも注目してもらいたいです。「喝!」だけでなく、グランマは着物を着ていてもサブウェイ(※注)を着ていても、すごく格好いいんだから!

所属事務所の方によると、「まだ実際に経験したことがないような場面も多いので、お母さんから台詞を教わりながら、『ココはこんな気持ちなんだよ』と説明してもらい、自分なりに演技を組み立てているようです」という加藤柚凪。ドラマの展開と同時に、小さな名女優の演技にも注目だ。

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