【写真】グラビア界の新星・天野ききの撮りおろしカット【10点】
──今年4月から大学生になったばかりなんですよね。大学では何を学んでいるんですか?
天野 主にマーケティングを学んでいて、ブランディングなんかも含んでいる学部なので、この仕事にも役立つかなと思って選びました。友達もできて本当に毎日が楽しいんですけど、授業のスピードが速くて……。しかも毎授業で必ず課題が出るんですよ! 大学生になって一日中暇っていう日がなくて、思った以上の忙しさにびっくりしています。
──この世界に入ったのは中学生の時で、スカウトがきっかけだったそうですが、もともと芸能界に興味はあったんですか?
天野 『nicola』という雑誌が好きで、専属モデルになりたくて、こっそりオーディションに応募したりしていました。でも当時はとんでもなくイモだったので、書類審査すら通らずでしたね(笑)。スカウトを受けて初めて事務所のレッスンに行ったときも、周りの子はみんな完成されていたので、「私、大丈夫かな……」と思ったのを覚えています。
──事務所に入ったときはモデル志望だったんですか?
天野 憧れてはいましたけど、当時はまだ身長が149センチしかなくて。だからモデルではなく女優を目指してみようかなとお芝居のワークショップに参加してみたんです。そうしたら、すごく楽しかったんですよ!
そこからお芝居をやりたい気持ちが本格化して、中3の時に初めて舞台に立ちました。事務所主催の舞台だったんですけど、上位の子はセリフが多く20番目の子は本当に一言みたいな感じで番手によってセリフ量が違っていたんです。その中で私は13番目で、もっとイケると思っていたからすごく悔しくて。
──女優としての活動の傍ら、「ミスマガジン2021」に参加して「ミス週刊少年マガジン」と「ゲームアイドル部門」をW受賞して一気に注目を集めました。現在もグラビア活動は盛んですが、もともとグラビアが好きだったそうですね。
天野 世間の方からするとグラビアって水着のイメージが強いと思うんですけど、制服とか、水着だけじゃない魅力がたくさんあるんですよね。私は、お父さんが『週刊ヤングマガジン』を定期購読しているんですけど、表紙の子がかわいいなと手に取って眺めているうちにグラビアが好きになっていきました。当時、特にお顔がタイプだったのは久松郁実さんです!
──グラビアを始めて約2年で様々な雑誌のグラビアを飾ってきましたが、グラビア好きとして、天野ききはどうして支持されていると分析していますか?
天野 もちろん、SNSなどで発信したときに反応してくださったり拡散してくださったりするファンの方の力が大きいと思うんですけど、見た目の変化もあるのかなとは考えています。というのも、グラビアを始めた頃は結構痩せていたんですけど、成長期っていうのもあって、だんだんと肉付きが良くなってきて。そんなときに撮ったグラビアの写真をSNSに載せたら、一気に数字が伸びたんです。だから今のこの体型がいいのかなと思った記憶がありますね。
──マーケティングを学んでいるだけあって、客観的に自分を見ているんですね。
天野 いえいえ……まだ学び始めたばかりなんですけど、どういう写真が伸びるのかは日々研究しています。もちろん数字が全てではないですけど、これは伸びると思って上げたら意外と伸びなかったりして、なかなか読みきれないですね。
──天野さん的にグラビア活動をしている方でSNSが上手いなと思うのは誰ですか?
天野 「ミスマガジン2021」でグランプリを受賞した和泉芳怜ちゃんです! よくSNSについて教えてもらっているんですが、とにかく出し惜しみしないんですよ。それだけじゃなく、120%かわいい写真を上げる時もあれば、グラビアとは違う魅力の写真を載せていたりとふり幅が広い。あと単純に見やすいんですよね。写真が良くても絵文字ばかり、文字ばかり、宣伝内容ばかりの内容だとちょっと疲れちゃうと思うんですけど、芳怜ちゃんはそういうバランスもちょうどいいんです。
──今後、どういう体作りをしていきたいと考えていますか?
天野 もうちょっと痩せたい気持ちはあるんですが、胸とお尻は大きくて駄目なことがないじゃないですか(笑)! いかに胸を減らさずに、顔とおなかを絞るかが課題かなと思っています。4月まではジムに通っていたんですけど、大学生になってから忙しくてサボり気味で……。時間を見つけて、夏休みまでにはまたいい感じにしたいですね。
(取材・文/猪口貴裕)
▽天野きき(あまの・きき)
2005年1月11日生まれ、東京都出身。167センチ/B82・W61・H85。
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