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主演の目黒連(SnowMan)はアイドルとして活動している上に、最近では俳優としてもその存在感を増している。昨年の日本アカデミー賞では、優秀助演賞と新人俳優賞をW受賞。2022年10月に放送された木曜劇場『silent』(フジテレビ)では、難聴の青年・佐倉想を演じたことも記憶に新しい。視聴者からは、「言葉を発することができなくても想の強い気持ちが伝わってくるのは、目黒連の高い演技力あってこそ」という声も挙がっていた。
目黒は、『消えた初恋』(テレビ朝日系)にてピュアで硬派な青年を演じたかと思えば、『映画 おそ松さん』ではポンコツなチョロ松を好演。それに対して今放送中の『トリリオンゲーム』では”破天荒なワル”を熱演している。
圧倒的ビジュアルとスタイルの良さ、それに加えて謙虚なキャラクターでもおなじみだが、『トリリオンゲーム』2話ではオタ芸を披露する姿が印象的であった。SNSでも彼のオタ芸に反響が集まり、「目黒連の全力のオタ芸が最高」「オタ芸がキレキレすぎる」「さすが現役アイドル」という声が続出。普段の目黒からは想像できない、ガツガツした一面が見られる回となった。
アニメオタクとして知られる同グループのメンバー・佐久間大介を彷彿させるという声も多く、「(オタ芸を)さっくん(佐久間大介)に習ったのかな?」「絶対さっくんに教えてもらったに違いない」というファンならではの意見もあった。SnowManはメンバー間の仲が良いことでも知られているため、目黒の全力オタ芸はもしかしたら佐久間の指導の可能性も大いにある。
そして第3話では、佐野勇人演じるガクとともに、歌舞伎町のホストに変装。
SnowManの冠番組『それSnowManにやらせてください』(TBS)内で、目黒がホストになった場合の日給を査定してもらっていた回がある。目黒本人の予想は10万円だったが、結果は100万円という驚異的な金額であった。
これに対し目黒は、「日給じゃなくて月給ならヤバい数字叩き出せる自信ある」とコメント。ちなみに同番組にて目黒は「もしレンタル彼氏になったら時給いくらか?」の査定も受けており、こちらは時給75万円をマークしている。”イケメン力”が試される役は、どうやらハマリ役と言っても差し支えなさそうだ。
さらに『トリリオンゲーム』では目黒の、絶妙な”表情の変化”にも注目したい。乾いた笑顔とお得意のハッタリで次々と成功を収めるハルだが、時折見せる冷たい視線にゾッとする視聴者も多いのではないだろうか。
普段のハルはグイグイ強引に進めていく陽キャといった印象が強いが、ここぞという場面やライバル会社のドラゴンバンクに仕返しを企む場面では笑みが消え、鋭い視線になる。凍てつくようなその目線をひとたび目の当たりにすると、「何が起きるのだろう」と胸がギュッと締め付けられる。
視聴者のハートを釘付けにするイケメンを演じることもできれば、心の底では何を考えているかわからない冷ややかな一面を表現することもできる。我々視聴者はそんなハルに心をかき乱され、不安になったり付いていきたくなったりする。
『トリリオンゲーム』はすでに第7話を終え、いよいよ物語も終盤に差し掛かる。ハルとガクの関係性の変化にも注目が集まっており、最終回まで目が離せない。演技派の目黒ならきっと、ハルの驚くべき変貌を見事に演じてくれることであろう。
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