【写真】水上恒司演じる青年・村山愛助、ほか『ブギウギ』第51回場面カット【5点】
昭和18年、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。
大人に連れられスズ子の楽屋までやって来た愛助だが、恥ずかしがり屋なのか俯いてなかなか帽子を脱ごうとしない。スズ子は、愛助が一瞬見せた笑顔にゴクリと息をのむ。愛助の愛らしい笑顔と少し鈍臭い仕草に、戦死した弟・六郎(黒崎煌代)の姿を重ねたのだ。
その日、スズ子たちはある宿に泊まることに。着いてそうそうお金を失くしたと騒ぐ小夜(富田望生)が泥棒だ!と目を付けたのは、同じくこの宿に泊まろうとしていた愛助だった。スズ子が、疑ったお詫びにと愛助を夕飯に誘うと、愛助は「ほんまによろしいんですか、福来スズ子さんと…」と緊張の面持ちを見せた。
愛助は大阪・島之内の出身で、今は東京の大学に通う20歳だという。スズ子は愛助の話に「やぁ~若い!」と言いつつもどこか意識している様子で、愛助もスズ子を憧れと羨望の眼差しで見つめていた。
第11週「ワテより十も下や」の始まりに、視聴者からは「水上くん待ってました!!」「初登場愛助さん、とっても素敵だった」「学生さん、雰囲気が六郎に似てるかも。スズ子が六郎思い出すのわかる気がする」「アイレ可愛やかわいかった~あとでゆっくり聴きたい」など多くの反響の声が集まっていた。
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