【写真】透明感あふれる新ヒロイン・松本麗世 撮り下ろし写真【5点】
──松本さんはお兄さんの影響で小さい頃から仮面ライダーに触れてきたそうですね。『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』への出演が決まった時はどう感じましたか?
松本 人生で初めての映画が大好きな仮面ライダーシリーズだとは思っていなかったのですごく嬉しかったです。しかも、ドラマでも演じている九堂りんねとして出演するので、「もっと頑張らなきゃ」という思いも溢れました。
──家族や友達には伝えたのでしょうか?
松本 家族にはいち早く伝えました。私も兄も小さい頃は仮面ライダーになりたいと思っていたので、兄には自慢しまくりました(笑)。実は地元の鹿児島の友達にはサプライズをしようと思っていたので仮面ライダーに出演することは伝えていなかったんです。なので、出演することを知った友達から後日たくさん連絡が来て嬉しかったです。
──松本さん演じる九堂りんねはドラマシリーズからの継続ですが、最初に役をいただいた時はどのように受け止めましたか?
松本 最初は自分と真逆な女の子だなと思いました。
──役作りでいうと、どのようなことを意識されたのでしょうか?
松本 共感できるところがあるとはいえ、台本を読むだけではりんねが何を考えて、行動に移しているのかがわからなくて。最初の頃と今ではりんねの宝太郎やスパナに対する気持ちにも変化があるので、その変化を意識しつつ、りんねの感情に寄り添うことを意識しました。
──「仮面ライダー」シリーズということで、アクションシーンも見どころだと思います。アクションはいかがでしたか?
松本 小さい頃は兄とよくヒーローごっこをするくらいアクションが大好きでずっとやってみたいと思っていたんです。なので、アクションがある撮影に行く時はウキウキしながら撮影現場に向かっています(笑)。私はダンスを習っていたので、ダンスの動きがアクションシーンで活かされる部分も多くて、やっていて良かったなと思いました。
──映画の撮影現場では年上の方も多かったと思いますが、どんな雰囲気でしたか?
松本 みんなで和気あいあいと撮影していました。本島さんと藤林さんが兄の年齢と一緒ということもあって親近感があって話しやすかったですし、乙ちゃんとは趣味が一緒だったりして、撮影の合間によく話しています。
──お話を聞いているだけでも撮影現場の優しい雰囲気が伝わってきますね。では、映画の中で印象に残っているシーンはありますか?
松本 りんねとしては自分の考えた方や物の捉え方、父への本当の思いとか、そういう感情が溢れ出す場面があるのですが、そこが一番印象に残っています。あとはエンディングですね。
──松本さんは『ニコ☆プチ』のオーディションをきっかけに芸能界へ。小さい頃から芸能界への憧れはあったのでしょうか?
松本 小さい時はなりたいものがなくて、どうすればいいんだろうと悩んでいたんです。でもある時に『君の膵臓をたべたい』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』を見て衝撃を受けて。私もこの感動を誰かに伝えるお仕事がしたいなと思って俳優になりたいと思うようになりました。
──憧れの存在はいますか?
松本 松岡茉優さんと安藤サクラさん、米倉涼子さんに憧れています。米倉さんは『ドクターX~外科医・大門未知子~』の「私、失敗しないので」というセリフがすごく好きなんです。松岡さんと安藤さんは『万引き家族』を見てリアルな演技に感動しました。
──実際にお芝居のお仕事をやってみていかがですか?
松本 毎日が勉強です。最初の頃は自分が思っているよりも表情とか感情がカメラに映らなくて悩んでいたのですが、今はどれだけ表現を大きくしたらいいのかという感覚がわかってきて楽しめるようになってきました。
──だんだんと余裕も出てきたんですね。
松本 はい。
──2023年は松本さんにとっても飛躍の年だったかと思います。この1年を振り返って印象に残っていることはありますか?
松本 やっぱり仮面ライダーに出演できたことが大きかったです。新しい自分に出会えるきっかけにもなりましたし、仮面ライダーに受かったからこそ自分に自信がついて、「ミスセブンティーン2023」のオーディションでは自分の魅力を思いきり表現することもできました。
──「ミスセブンティーン2023」のファイナリストに選ばれたことで松本さんを知った方も多かったと思います。選ばれてからご自身の中で変化はありましたか?
松本 『ニコ☆プチ』を卒業した後は勉強を中心に頑張っていて、流行りとかはあまり考えていなかったんですけど、「ミスセブンティーン2023」のファイナリストになってからは流行りを意識するようになりました。今は自分に似合う服とかメイクとか髪型とかをちゃんとわかってきたので、そういうところを意識していろんな衣装を着るようにしています。
──トレンドの最先端に常に居続けなければならないというプレッシャーも大きそうです。
松本 最初はプレッシャーを感じました。例えば、私服を取り上げる企画だと、これちょっともう古いかなとか、今の流行りはこれだよなとか、そういうところを考えなければいけないので大変なんですけど、「ミスセブンティーン2023」に選んでいただいたからには流行を発信できるように頑張っています。
──最後に、今後どのような俳優になっていきたいかを教えてください。
松本 松本麗世はこういう役が似合う、松本麗世はこういう役だという型にはまりたくないという思いがあります。
──こういうジャンルの作品に出演したいとか、こういう役柄をやってみたいという思いはありますか?
松本 りんねはクールな役だったので、今度は元気で明るい女の子の役などをやってみたいです。ジャンルでいうと、学園モノなどの作品に出てみたいです。
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