趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第62回が26日(火)に放送され、坂口(黒田有)がキャラ崩壊?トミ(小雪)に立ち向かう姿に「いい仕事してる」「ほんといい人」と反響の声が寄せられた。

【写真】奮闘する坂口(黒田有)、ほか『ブギウギ』第62回場面カット【5点】

スズ子(趣里)の看病のおかげで少しずつ体調がよくなってきた愛助(水上恒司)。
しかし、楽団のマネージャーは見つからないままで、スズ子は長らくステージに立てていない。愛助は、”ブギの女王・福来スズ子”を三鷹の家に閉じ込めておくことに、罪悪感を抱いていた。

一方、上海に向かった羽鳥善一(草彅剛)は、中国の音楽家たちと交流していた。上海でやっと自分の思い描く音楽ができると喜んでいた善一。だが、日本人が横柄な態度で中国人に接する場面に遭遇し「同じ日本人として恥ずかしいよ」と肩を落とした。

そして村山興行・大阪本社では、ついに坂口がスズ子と愛助のために動き出していた。坂口が「ぼんの気持ちをくんで、山下さんを福来スズ子のマネージャーにつけること許してあげられまへんか」と伝えるも、トミは「あかん」の一点張り。坂口は、スズ子を愛助の世話係にしたことを告白し、声を荒げるトミに立ち向かう。「言い訳も嘘も屁理屈もない、正真正銘ほんまに気持ち言わせてもらいます」「福来スズ子の力になりたい」坂口の言葉を、トミは真っ直ぐな視線で受け止めた。

大阪から帰ってきた坂口は、大急ぎで三鷹の家にやってくる。坂口は「マネージャーの件、社長に話してきました」と息を荒げながら、頭の上で大きく丸のポーズ。スズ子と愛助は驚き喜び、坂口は「怖かったぁ…」と崩れ落ちた。
ただ、トミからの伝言によると、これはスズ子が愛助の看病をしたことへの恩返しで、交際を認めたわけではないという。それでも、スズ子は楽団の活動をやっと再開できることになったのだった。

メッセンジャー・黒田が演じる”強面”坂口の奮闘ぶりに、SNSでは「トミさんに全力でぶつかってくれて…ほんといい人」「やるやん、坂口さん!」「坂口さん、いい仕事してます」「『怖かった』ってバタッと倒れるの笑った」との声が集まり、黒田の吉本仕込みのコミカルな演技に朝から元気が出た、という視聴者が多く見られた。

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