乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。1月31日に2ndシングル『卒業まで』をリリースする彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。
今回は宮城県出身の13歳、「みーさ」こと八重樫美伊咲(やえがし・みいさ)のインタビュー。

【写真】「苦手なのは英語、得意なのは社会」八重樫美伊咲の撮り下ろしカット【7点】

――好きな食べ物は梅干しだとか。

八重樫 大好きです。お母さんが東京に来てくれる時は、梅干しのパックを買ってきてくれて。梅干しだけで食べてます。

――ごはんと一緒には食べないんですか?

八重樫 ごはんとは食べません。絶対梅干しだけで食べます。おやつ感覚です。これ、こだわりです。

――八重樫さんは宮城県出身?

八重樫 はい! デビューシングルのプロモーションで仙台・北海道へ行ったんです。そのときに地元のTV『あらあらかしこ』(仙台放送)という番組に出させていただきました! 人生初の食レポをしました。宮城名物のずんだのスイーツを食べたんですけど、感想が全然上手に話せなくて。
「まめまめしいですね」みたいな、変なこと言ってました。食レポの道は険しいと思いました……。

――いつか極められるといいですね。梅干しを食べたつもりで、練習しときます?

八重樫 いきまーす。もぐもぐ……。これは酸味があって、ほどよい風味があって、美味しいです! ……こんな感じですか?

――中学2年生にしては100点です! その番組は地元ではどんな存在なんですか?

八重樫 土曜日午前の番組で、私はバレエのレッスンに行く前、必ず見ていました。宮城の人はみんな知っている番組です。私が出られるなんて思っていなかったので、すごく嬉しかったです。

――他にも何か番組に出演しましたか?

八重樫 ラジオの生放送にも出演させていただきました。宮城の番組だったんですけど、もう緊張しちゃって。柳堀花怜ちゃんと工藤唯愛ちゃんと行ったんですけど、かれんちゃんに任せっぱなしで、申し訳なかったです。次は私が頑張って仕切りたいと思います!

――10月からチョコレートプラネットさんとの冠番組もスタートしました。


八重樫 はい! チョコプラさんからフラれたら、チョコプラさんのネタのキャラで答えたりしました。Mr.パーカーJr.って知ってますか? パーカーを愛する人のネタなんですけど、すごい面白いんです。チョコプラさんのTT兄弟のネタは、小学校ではやっていました。Tの字を見つけると、「あった!」って叫んでいました。お笑いは大好きで、チョコプラさん以外にもよく真似していました。

――「八重樫美伊咲」にもTがたくさん潜んでいますよ。

八重樫 ほんとだ! 「重」も「美」もTがありますね。それ、チャンスがあったらチョコプラさんに言います。

――チョコプラさんに会える人生が待っているとは、すごいですね。

八重樫 普通に過ごしていたら味わえないことばっかりです。生きてて楽しいです(笑)。

――最近、楽しくなかったことはありました?

八重樫 テスト勉強です……。
お仕事と重なっちゃうと、思うような点が取れないです。お仕事との両立って大変なんだなーって思いました。

――結果はどうでした?

八重樫 聞かない方がいいです(笑)。

――何が苦手ですか?

八重樫 英語です。日本語とごっちゃになっちゃうんですよ。細かいルールもあるじゃないですか。苦手です!! She,her,her,hersは覚えたんですよ。去年、CAさんに憧れた時期があって。英語を覚えないといけないと思っていたので、それだけ覚えました。難しいから日本語を世界共通語にしてほしいです。一つの言葉が共通だったら、新しく覚えなくてもいいじゃないですか。

――それに近い言語が英語だと思いますよ(笑)。


八重樫 やーだー!

――そのうち、アイドルグループには恒例の学力テストとか受ける羽目になりますよ。

八重樫 困ります! 最近、メンバーが話してる内容がわからないんですよ。「へー」って一応言うんですけど、「私が知らない言葉を話してる!」と思って(笑)。去年までは塾に行ってたから、中1までの勉強内容だったら大丈夫です!

――得意な科目は?

八重樫 社会です。好きなのは歴史だけど、点数がいいのは地理です。理科も好きです。おじいちゃんが理科の先生だったので。

――アイドルになっても覚えることはたくさんありますからね。ダンスはどうですか?

八重樫 ちゃんと踊れているのか、ちょっと不安です。バレエを10年やっていたんですけど、動きが違うんです。バレエやってたから大丈夫かなと軽く考えていた私が間違っていました。

――中学2年生で親元を離れたわけですが、寂しくなかったですか?

八重樫 上京してすぐの頃は、「お母さーん」って泣きながら毎日電話してました。
でも、お母さんは冷静で、「そのうち慣れるから、そんなの大丈夫よ」って突き放されて。そしたら、そのうち平気になりました。お母さんの言った通りになりました。今は会えなくても、電話したら安心します。

――トレードマークはカチューシャですね。

八重樫 自分から着けたいですってお願いしたら、スタッフさんがOKしてくれました。毎日着けているわけじゃなくて、ヘッドホンをしたい日は着けません。この間、お母さんが来た時、買い物に行って、パールみたいなかわいいカチューシャを買いました。今度、着けてきますね。

――デビュー記念のスペシャルイベントではMCに挑戦しましたね。

八重樫 そうなんです。思っていたよりはできたけど、もっとできたかなって思いました。
始まる前は、逃げちゃおうかなと思うお位緊張したけど、逃げずに頑張れました(笑)。

――宮城県出身ですよね。2011年の東日本大震災は大丈夫でしたか?

八重樫 私は1歳になる直前のことでした。だから、記憶はないんです。でも、宮城では学校の授業で習うんです。動画を見たり、修学旅行で訪問したりもします。実際に被災地に行ってみると、他人事じゃないんだなって思います。お母さんの妹の家も流されてしまいました。震災もそうですけど、落ち込んでいる方々を元気づけるようなことをしていきたいです。宮城で育ったからには、そんなアイドルになりたいです。

(取材・文/犬飼 華)

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