趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第102回が26日(月)に放送され、第22週「あ~しんど♪」がスタート。家政婦・大野晶子(木野花)の半生が明らかになった。


【写真】『ブギウギ』第102回場面カット【4点】

大野が家政婦としてスズ子の家に来て半年。スズ子(趣里)は大野を紹介をしてくれた茨田りつ子(菊地凛子)の元を訪ねた。そこでりつ子は、大野は実家の呉服屋の女中だったと告白。わがままし放題だった幼き日のりつ子を、唯一叱ってくれたのが大野だったのだという。

りつ子は続けて「旦那さんと死に別れて」「息子さんを戦争で亡くされて、残されたお嫁さんもお孫さんも空襲で」と、大野の過去を語った。驚くスズ子に、りつ子は「貴方なら彼女の気持ち、分かるんじゃないかと思って」と、二人を引き合わせたのはスズ子のためだけではなく、大野のためでもあったと話したのだ。

帰宅したスズ子は、買い物に行くという大野に「ワテも行きます」と提案。愛子を真ん中に三人で手をつなぎ歩く姿は、まるで家族のよう。この日、いつもはスズ子と愛子のご飯だけが並んでいた食卓に大野のご飯も並び、三人は仲睦まじく食事を楽しんだのだった。

視聴者からは「子育て一家に一人、大野さんほしい」「朝から泣いてしもた~」「いろんな家族のあり方をみせてくれるドラマよね」「スズ子の配慮で大野さんの傷が少しだけ癒やされたね」など、大野の過去に驚きながらも寄り添う声が集まっていた。

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