【写真】どちらも美しい、鷹村アオイさんのプライベート&コスプレカット【16点】
――さまざまなメディアでインタビューに答えている姿を見て、とてもポジティブな方という印象を受けました。その性格は学生時代から?
鷹村さん もともと負けん気が強い性格なのですが、ポジティブに物事を変換した方が、人生楽しいなということに気づきました。会社員時代に出会ったメイクセラピストの岩井結美子先生に出会えた事もポジティブになるきっかけでした。
――本ですか?
鷹村さん 当時は『嫌われる勇気』などの自己啓発系というか、心理学系の本が流行っていたのでいっぱい読みました。あと、斎藤一人さんという実業家で著書を出している方がいらっしゃるんですけど、その人が、敵を作るんじゃなくて味方を作れって仰っていたんです。それから考え方や楽しいなと思うように切り替えていったら、ちょっとポジティブ思考が強くなったかな。
――やろうと思っても難しそうですね。
鷹村さん 最初は意図的にやるしかないですね。例えば、嫌なことがあっても「勉強になったわ」と捉えたりとか、そのことをネタにして喋ったりとか。意識的にやっていくことで、習慣となって、自然にポジティブになれたんじゃないかなと思います。
――タイに住んでいた3年間の経験が大きかったと。
鷹村さん そうですね。
――タイで無人島を借りてコスプレされたこともあるそうですね。
鷹村さん 島ごとお借りしました。タイには日本人のオーナーさんたくさんいらっしゃるんですけど、その中でたまたま知り合った方が「そういえば知り合いの日本人で無人島持ってる人がいるからコスプレしてみる?」って提案してくださったんです。いくら費用がかかったのかは覚えていないんですけど、そんなに高くはなかったと思います。
――タイの生活ですごい印象残ってることはありますか。
鷹村さん またコスプレ関係なんですけど、当時のコスプレ併せで、カメラマンさんとレイヤーさんが日本から来てくださったんですよ。最初は同じく島に行こうと思ってスピードボートをレンタルしてたんですけど、ものすごいスコールでキャンセルしたんです。パタヤって日本で言う歌舞伎町みたいなところがあるんですけど、それで急遽パタヤに行こうと思いました。実際に行ってみたら凄く楽しかったし、翌日は晴れるし、ピンチはチャンスになるなっていう。これは神のおぼしめしだみたいな感じで、全てはポジティブ変換できたことに依るところが大きいと感じました。
――そんな経験が……!
鷹村さん 結局スピードボートもキャンセルだからお金は支払わないといけなくなりました。ただ、パタヤで急遽バーに入って「ここで撮影してもいい?」って聞いたら許可が降りたので、コスプレのまま撮影ができたんです。それと、『ブラックラグーン』っていうタイの架空の犯罪都市が舞台の漫画があるんですけど、パタヤに射撃場があることを思い出して行ってみたら、コスプレのまま実弾射撃もできたんですよ。急遽雨が降って予定変更したおかげで体験できたことなので、ピンチはチャンスという感じですね。
――最高ですね。聖地でしかも実弾射撃ができるという。
鷹村さん 嫌なこととか、予想外のことがあった時に、きっと何か他にも理由があるからこうしているのだっていうふうに思うと楽しくなると思います。
――さて、先日、48歳のお誕生日を迎えました。50歳になったら、やりたいコスプレがあるとのことですが……。
鷹村さん はい。リサリサ先生です。(※『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場する、見た目は20代後半、実年齢は50歳のキャラクター)のコスプレをしている方はたくさんいらっしゃるんですけど、リアル50歳でコスプレしている人はそんなにいないと思うんですよね。なのでやりたいなと。
――何歳までコスプレを続けたいなどはあるのでしょうか。
鷹村さん あんまり考えてはないのですが、『ブラックラグーン』にヨランダというキャラクターがいるので、おばあちゃんになったら、ああいう高年キャラもやってみたいなって思います。さすがに若い綺麗な女性キャラはアプリで重加工しないと外には出られないなとは思いますけど、楽しめるうちはやっておきたいなって。
――まだまだ現役生活は続きますね。
鷹村さん そうですね、あとコスプレや変身のプロデューサー側に回ってみたいなとかはあります。コスプレイヤーですけど本業でイメージコンサルタントもやっておりますので、この人にはこういうふうなものが似合うなとか分かります。好きは主観、似合うは客観。私は後者をお伝えできます。企業さんのオファーもお待ちしております。そしてコスプレイヤーとしても活動の幅を広げていきたいですね。
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