日本テレビで放送がスタートしたテレビドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)。本作は日本テレビが手掛けるデスゲーム作品で、主演は俳優の間宮祥太朗が務める。
ストーリーは、99本集めるとこの世の全てを手にすることができると言われる“悪魔の鍵”の謎を解き明かすため、主人公の織田照朝(間宮祥太朗)が命懸けのアクマゲームに挑んでいくというもの。4月7日(日)に放送された第1話では、照朝が丸子光秀(須賀健太)とのアクマゲームに挑む姿が描かれた。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

照朝は海外を放浪している間、何度も命の危険に晒されてきた。しかし常に肌身離さず持っている鍵のおかげで、様々な苦境を乗り越えることができたのである。鍵の謎を追いながら、残りの鍵を探して世界中を渡り歩く照朝。そんな中、あるニュースを見て日本へ帰国することを決意する。


照朝は日本に帰国すると、亡き父の会社であり、現在は人手に渡ってしまった宮ノ内グループを訪れる。そこで亡き父の秘書・岡本龍肝(橋本じゅん)と再会。照朝は多発している財産譲渡事件に“悪魔の鍵”が関係していることを龍肝に話す。そして翌日、照朝の部屋を訪れる龍肝。同じタイミングで中学時代の同級生・眞鍋悠季(古川琴音)も来る。さらに訪問者が来たため照朝がドアを開けると、入って来たのは反社会勢力「丸子ファミリー」二代目の丸子光秀(須賀健太)とその手下たちだった。


照朝が所持している“悪魔の鍵”を奪うためにやって来た丸子。丸子は自分の“悪魔の鍵”を取り出し、突然「出てこいや悪魔!」と言いながら鍵を机に挿して回す。すると竜巻が発生し、巨大な角の生えた悪魔が出現する。「我はアクマゲームを執り仕切るゲームマスター、ガドだ」と言う悪魔。丸子は「悪魔を召喚してアクマゲームをするための鍵じゃ」と、照朝に“悪魔の鍵”の真の使い道を説明する。

アクマゲームは、勝者が相手の“悪魔の鍵”だけでなく、敗者から欲しいものを何でも奪うことができるというもの。
照朝は丸子の挑戦を受けて立ち、自分が勝った場合に『悪魔の鍵に関する情報』と『丸子の命をいつでも散らすことができる権利』を要求する。丸子も照朝の命を自由にできる権利を要求し、「こっちが負けたら即座に殺してくれて構わんわい!」と強気に勝負を挑んでくる。

ついにアクマゲームが始まった。ガドが用意したのは『真偽心眼~True or False~』というゲーム。問題の問い手がウソもしくは真実の事柄を1つ発言し、解き手はそれが真実かウソかを当てる心理戦である。照朝は苦戦しながらも丸子のウソを見破り、見事勝利を収める。


照朝はガドに「丸子の命は200年後に散らしてくれ」と言って丸子の命を救う。その時、丸子の携帯に照朝の父・清司(吉川晃司)の命を奪った崩心祷(小澤征悦)から電話が来る。照朝に対して「丸子くんのように鍵に選ばれた人間たちがこれからお前の前に大勢現れる。私に会いたければ彼らとゲームをして戦え。彼らに勝って鍵を集めろ。そうすれば会ってやる」と言う崩心。
その直後、丸子が突然姿を消す。命の清算を200年後に延ばしたはずの丸子が、いなくなってしまったのだ。清算は必ず行われる。それがアクマゲームのルールだった。

今回の放送では、照朝が丸子とのアクマゲームに挑む姿が描かれた。本作は壮大な規模のデスゲーム作品。
『カイジ』や『ライアーゲーム』が好きな人におすすめしたいテレビドラマである。日本だけでなく世界も舞台にした規模感でありながら、「“悪魔の鍵”を99本集めるとこの世の全てを手にすることができる」という分かりやすい設定であるため、大人から子供まで楽しめるのではないだろうか。第1話ではアクマゲームの全貌が明らかになったが、照朝は今後アクマゲームに勝ち続けられるのか。そして父の仇を討つことはできるのか。4月14日(日)に放送される第2話を楽しみに待とう。

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