VTuber事務所「ホロライブプロダクション」が3月16日(土)と17日(日)千葉県・幕張メッセにて、3回目となる事務所最大級の大型イベント『hololive SUPER EXPO 2024 Supported By BANDAI』と音楽フェスの『hololive 5th fes. Capture the Moment Supported By Bushiroad』を開催した。世界中で大人気のVTuber達になり切って、ファン同士の交流や写真撮影していた現地のコスプレイヤーさんにインタビューを実施。
今回は火威青のコスプレをしていたコスプレイヤー・しゃーたさんにお話を伺った。

【写真】しゃーたさんのコスプレ撮り下ろしカット【8点】

――イベントの感想を教えてください。

しゃーたさん ホロライブの全体ライブに初めて参加してきました。曲や内容ももちろん良かったんですが、お客さんの多さと熱量がめちゃくちゃ良くて、いろんなファンの方がいて、海外の方もいっぱいいたんですよ。だから、海外ニキ特有の熱量みたいなのがあって、それがめっちゃ面白かった。会場が本当に一体になっているなって感じがあったので、フェス最高でした!

――海外の方はどのような反応や雰囲気でしたか?

しゃーたさん カメラで客席が抜かれたときに、本当にわかりやすく、「うおー!」みたいな、熱狂的な感じで、英語で声援が飛んでいました。
特にEN(英語圏向けのホロライブのVTuberグループ)とか、海外のキャラが出てるときはすごく活気がありました。

――コスプレのお話しも聞きたいのですが、今日のコスプレはなんですか?

しゃーたさん 今日は「hololive DEV_IS」の「ReGLOSS」に所属してる火威青くんです

――火威青くんは推しですか。

しゃーたさん 本推しの戌神ころねさんが浮気厳禁なので、あんまり言えないんですけど、推し増ししてしまいました。ごめんなさい。昨日と明日のコスプレは戌神ころねです。今日はちょっと、浮気DAYです。


――心を奪われたその魅力は?

しゃーたさん 2年前くらいまで元々自分が男装でお仕事をしていたので、実際の男装イケメンに会うと「キャー」っていう気持ちではなく、同じ視線になっちゃうから純粋に楽しめないんです。でも、2次元の男装イケメンと初めて触れ合った時に「これなら私もときめきるかもしれない」って思いました。ちょっとハマってみようかなみたいな気持ちで、あえて前のめりになって配信も毎回追いかけていたらどんどん彼のキャラが崩壊していって、それが逆に面白すぎて。最初はちょっと下心で追いかけ始めたけど、今は本当に「おもしれえ女」でズブズブにハマってみんなに愛されるキャラに仕上がりましたね。ポテンシャルの塊なんですよ。

――推し活は具体的にどんなことをされていますか?

しゃーたさん VTuberに関してはスパチャやメンバーシップはもちろん、なるべくオンタイムで同接するようにしています。
同接が大事って聞くので、それに貢献したいっていうのはあります。グッズは私の場合、あんまりコンプとか、同じものを集めるとか、祭壇を作るとかそういう文化には触れてこなかったのですが推しが考えて作ってくれたものや推しとお揃いのものは買って、開けられずに箱のままとってあります。

――しゃーたさんにとって「ホロライブ」はどういう存在になってますか。

しゃーたさん VTuberがそもそも好きで、個人勢の方とかも結構見ているんですけど、例えば「にじさんじ」とかはタレントっていう感じの立ち位置で、個人の方も生活感を売りにしてる人もいれば、なんかよくわかんないやつとかもいるんです。ホロライブはあくまでアイドルっていう括りでやってる子たちなので、普段の配信では結構身近に感じられても、いざこうやってライブとか観ると「本当にアイドルって最高だな」って思えるので私の中の「最高のアイドルたち」っていう感じ。めっちゃ癒しになってますし、本当に元気をもらっています。


――何か趣味や特技はありますか?

しゃーたさん 趣味はめっちゃいっぱいある!でも一番は、ダンスです。昨日もそうなんですけどホロライブのキャラになってコスパフォに出ました。

――ダンス歴は何年ですか?

しゃーたさん 小さい頃に9年間くらいクラシックバレエをやっていて、そこからは学校の先輩に教わるとか部活でやるレベルです。高校卒業してからは本当に趣味でしかやってないので全然上手ではないんですけど、体動かすのと音楽が好きなので、そこが合致してるから、彼、彼女たちが歌って踊っているのを見るとその気持ちよさも伝わってくるっていうのはあります。

――普段のお仕事、活動など教えてください。

しゃーたさん コスプレイヤーしています。
最近はできていないんですけどグラビアもやってたりとか、キャラコスもするし、創作とかもやるし、ちょっとHなのとかキャラクター模したものも含めてコスプレって言うじゃないですか。それ全部ひっくるめてコスプレっていうカルチャーをすごい愛してるので、どれも否定しないで全部やりたいっていうスタンスでいます。目の前に何かチャンスがあれば、やったことのないことでもやってきたいなっていう精神。コスプレはいろんな人と知り合える趣味なので、そこからいろいろ幅広げて活動できたらなと思っています。

――衣装は自作でしょうか?

しゃーたさん 今日はほぼ作ってないですけど、ウィッグとか物作りに携わることになるのでそこを楽しんでるところはあるかな。今日の衣装は、既製品を買ったのでサイズ感とかシルエットが納得いかなくて、前日にジャケットを買って昨日のマジで真夜中に絵の具で線を自分で書きました。
朝までずっと線引いてて頭おかしくなるかと思いますよ(笑)。シャツの襟もそこの列に並びながら描いたので、会場オープンと同時に、一応完成したなみたいな。でもあるあるなんですよね。売ってない衣装だったり、あと売ってても、色が違うとか柄が違うと、そのキャラじゃないと思って結局、作っちゃいます。

――どれぐらいで完成するのでしょうか。

しゃーたさん 最近一番頑張ったコロネちゃんの新衣装があるんですけど、それは発表会でお披露目されてから、材料を買って作り上げるとこまでちょびちょび作って全部込みで2週間ぐらい。すごく頑張ったなと自分でも思いますね。解釈している時間も楽しいですし!

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