【写真】SNS総フォロワー数150万人超え・かとゆりの撮りおろしカット【10点】
──2021年に、YouTuber・ヒカルさんの動画に“ヒカルさんを逆ナンする女性”として出演したことが世間に知られるきっかけになったんですよね。
かとゆり そうですね。上智大学に通っていたことから、ヒカルさんが「上智」というあだ名を付けてくれて、ヒカルさんファンの方を中心に「上智」として知られるようになりました。その頃はインスタグラムのフォロワー数も3、4万人くらいの規模で、知っている人は知っているくらいだったんですよ。
それから2年くらい経って、「かとゆり」という名前で、ヒカルさんの名前を一切出さずに自分で始めたTikTokが勢いよく伸びたんです。1年くらいで「上智」と「かとゆり」が同じくらいの知名度になったタイミングで、改めてヒカルさんとコラボして、世間に2人が同一人物だったことを公開したんです。
──ご自身が表に立って発信するようになると、世間の声が直接届く機会も増えるかと思いますが、つらい思いや苦しい思いをすることはないのでしょうか。
かとゆり 今のところないですね。メンタルは超弱いんですけど、世間の声はあまり見ないようにしているので、潰れない気がしています。プライベートでは普通に沈みますけどね(笑)。といっても、袋叩きにされた経験があるわけではないので、これからのことは分からないです。
──アイドルマネージャーをする前は、将来のビジョンはどういうものを思い描いていたのでしょうか?
かとゆり テレビ局とかで働きたいなと思っていました。
──テレビっ子だったんですか?
かとゆり 超テレビっ子ですね(笑)。今も家ではずっとテレビをつけています。YouTubeはリアルタイムじゃないけど、テレビって“今”じゃないですか。深夜にネットショッピング番組しかやっていない感じが、「深夜」っぽくていいんですよね。
──分かる気がします。
かとゆり YouTubeだけ観ていると、時間の感覚が無くなって、今が何時なのかも分からなくなってしまうというか。だからテレビはずっとつけているんです。
──テレビに出ている芸能人にも以前から関心があったのでしょうか?
かとゆり アイドルが好きでした。だからアイドルマネージャーをやっていたようなところもあります。バラエティでは例えば『上田と女が吠える夜』(日本テレビ)のような番組が好きです。
──ご自身でのテレビ界への進出も考えたりしますか?
かとゆり それは別にないですね。
──そのエピソード群がいつかどこかで生かされる日がくるかもしれませんね(笑)。
かとゆり 相手がやばいエピソードも、私がやばいエピソードもいっぱいあります(笑)。例えば同棲していた頃の話なんですけど、深夜に飲みに行くたびに毎回私のお願いに応えて迎えに来てくれる優しい彼だったんですよ。
その日もいつも通り迎えに来てくれたんですけど、私は迎えをお願いしていたことを忘れて、彼と入れ違いで先に家に帰っちゃったんです。帰ってきてから思い出したんですけど……怒られるのが怖くなって家の鍵を全部閉めちゃったんです(笑)。わざわざチェーンもかけて。
──同棲している家なのに(笑)。
かとゆり 案の定、帰ってきた彼に扉の外からブチギレられたんですけど、部屋に閉じこもって会えない状況を作り出して。そうしたら彼が警察を呼び始めたので、さすがにと思って鍵を開けて。最終的に裸足で引きずり出されて、朝5時に外を裸足で歩き回っていたっていう話です。
もう昔の話ですけどね。
──ほか恋愛エピソードたちが披露されるのを楽しみにしておきます(笑)。さて、写真集のお話に戻りますが、今後、2nd写真集、3rd写真集と続く可能性はありますか?
かとゆり まったく分からないですね。やらないかもしれません。というのも、グラビア自体を今年くらいで辞めるつもりで。
──それはどうしてでしょう?
かとゆり もう目標が叶ってしまっているので、ずるずる続けるのもダサいかなって。これ以上続けると今度は“グラビアアイドル”という肩書きになってしまうので、それはちょっと違うかなと思っています。もちろん、何が起こるか分からないですけどね。
(取材・文/山田健史)
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