日本中に衝撃が走ったメイプル超合金・カズレーザー(41)と女優・二階堂ふみ(30)の電撃結婚。過去に本人を取材している本紙記者が、それぞれの人柄を解説する。

 カズレーザーを取材したのは、コロナ禍の20年秋。金髪に赤いスーツは、一見“コワモテ”だが、黒いマスク越しでもよく通る「お願いします」というあいさつと深々とお辞儀する姿につつましさを感じた。こちらが面白いことを聞き出そうと前のめりになると、のらりくらり。会話の主導権は握られたが、想像力を駆り立てるカズレーザー節が何度も発揮され、笑い疲れた30分だった。

 驚かされたのは、好奇心の高さだ。多忙を極めていても年間約200冊を読破。自宅の床に直置きで書籍が積み上げられているのが通常だという。当時、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」(1999年~21年)に週2日、出演し始めた頃だったため、「最近はあまり読めてないですけど」と謙虚に語っていた。

 得意なクイズの知識を増やすために勉強会を開催するほど。参加者は「アイドル、俳優、ジャニーズ、坂道。幅広い年齢層です。辰巳琢郎さんとAV俳優のしみけんさんが並んでいる絵面は最高に面白かったですね」と、交友関係の広さも明かした。

 冷静で腰が低く、探究心旺盛。楽しい家庭を築くに違いない。(水野 佑紀)

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