【写真】6年ぶりのセカンド写真集も話題になった兒玉遥、撮りおろしカット【11点】
――2022年11月25日に、HKT48卒業後初となる6年ぶりのセカンド写真集『Stay 25』を発売していますが、反響はいかがでしたか。
兒玉 かなり大きかったです。2022年11月27日にYouTubeチャンネルで写真集のメイキングムービーを上げたんですが、その動画がバズったおかげでチャンネル登録者も一気に増えました。
――写真集に向けて事前準備などはしましたか。
兒玉 写真集のためにボディメイクなどをやったとかはなくて、当時25歳だったんですが、そのままの自分を撮っていただこうと。アイドル時代もグラビアをさせていただいていましたが、自信がなかったので、どう写っているのか常に不安でした。そんな気持ちの揺らぎが写真にも出ていたんじゃないかと思います。でもセカンド写真集のときは、自信がついたとかではなく、これが自分なんだと受け入れられるようになったというか。弱さも欠点も含めて、自分の良いところが分かってきて、それを思いきり出せるようになったんです。
――それから2年が経って、今年10月にグラビア活動を再開しました。
兒玉 ボディメイクに関しては今のほうが強く意識していますね。20代・30代の頑張りって今後に出てくるんですよね。というのも人は40歳と60歳で変化が顕著に現れるらしいんです。老いに抗うのではなく、受け入れていこうというスタンスなんですが、健康のためにも体型はキープしたいですし、いつまでも着たい服を着られるように、ちゃんとシェイプアップした体でいたいんです。
――健康的な体作りのために、どんなことを実践していますか。
兒玉 面倒くさがりで定期的にジムには通えないタイプなんですが、その分、チューブトレーニングや自重トレーニングなど、宅トレを頑張っています。
――宅トレのほうが継続は難しいように感じるんですが。
兒玉 よく言われるんですが、快適空間の中で、誰にも見られずにできるのが自分には合っているんです。私はジムに行くだけでも、格好を気にしちゃいますし、本当はすっぴんで行きたいけど、礼儀として眉毛ぐらいは描かないといけないなとか、いろいろ考えちゃうんですよ。見られていることを意識するのがストレスなので、家でできるんだったら家で続けたほうがいいなと思って、もう2年ぐらい続けています。
――宅トレで十分、結果は出せているってことですよね。
兒玉 ちゃんと体の変化が自分の目で見ても分かるので、家でのトレーニングで負荷は十分なんですよね。
――理想の体型はあるんですか?
兒玉 私はジーンズが好きで、私服は9割方がデニムなんです。それがずっと似合う体型でいたいですね。
――食事で意識していることはありますか。
兒玉 外食も好きですし、そこまで気を遣っている訳ではないんですが、家では極力調理をしないという健康法をしています。焼いたり、揚げたり、調味料を加えたりって、体に良くないことも多いですよね。だったら素材そのものを食べたり、蒸したりするのが一番健康じゃないですか。だから果物を食べたり、サラダやお刺身を食べたりが多いですね。人には全然おすすめできないですけど(笑)。
――オフはどう過ごすことが多いですか?
兒玉 最近はサウナに行ったり、美味しいご飯屋さんに行ったりが多いですね。グルメサイトを参考に一人で食べに行くこともあります。
――一人外食が平気なんですね。寂しくないですか?
兒玉 もちろん寂しさもありますよ(笑)。ただ誰かに気を遣うぐらいだったら、好きなものを一人で食べるほうがいいなと思います。
――9月24日にご自身のXで、「ずっと外見への執着から離れられない」という書き出しから、アイドル時代は容姿に自信がなくて試行錯誤を繰り返したことや、苦しい時期を経て、「人と比べることを止めてから自分を愛せるようになった。美容を楽しめるようになった」とポストしたのが話題になりました。
兒玉 ずっと自分の中にコンプレックスがあったというのもあるんですが、この職業をやっていると、どうしても見られることに対しての意識が人一倍強くなっちゃうんですよね。今はルッキズムの意識も高まっていますが、見た目で悩んでいる方は変わらず多いと思うんです。私自身、容姿に悩み過ぎた時期が長かったので、そのときに経験したこと、感じたことを伝えて、目を向けるべきことは容姿だけじゃないよと伝えたいんです。
こういう職業をしていると、生まれたときから容姿に悩んだ経験はないと思われがちじゃないですか。でも私なりに試行錯誤して、誰よりも考えて行動してきた自負はあるので、一周回って気づいたことを発信したいんです。それによって誰かを元気づけられたらいいんですけどね。
――今後もそういう発信は続けていきたいと?
兒玉 そうですね。
【前編はこちらから】『おむすび』で朝ドラデビューの兒玉遥、女優転身のきっかけは「うつ病になって調子を崩して」