【写真】今は別語に言い換えられる”あの言葉”、ほか番組カット【3点】
退職代行サービスを提供する「モームリ」のオフィスを訪ねると、ひっきりなしに電話応対をするスタッフたちの姿があった。スタッフは「仕事始めの前日の夜から、翌朝まで依頼が殺到している状態」「仕事始めの人が多かった1月6日には過去最多となる250件以上の依頼をいただき、『今日中に仕事が終わるのかな? モームリじゃね?』みたいな感じだった」と語った。また、利用者について、スタッフは「お休みを挟んで身体も心もリラックスすると、『この職場おかしいんじゃないかな?』と考えてしまう方が多かった印象です」と推測した。
タレントのでか美ちゃんは「私だったら、イヤだった会社に『辞めます』って言う瞬間は気持ちが良いだろうから、自分で言いたい」とした一方で、「そんなに気が強い人間ばっかりじゃないだろうし、優しい人ほど自分を犠牲にして無理してしまうと思うので、心を守るためだったら退職代行を使った方が…と思います」とコメント。
番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアも「そうですよね」と相づちを打った上で、「もっと言えば、お金を払ってでも『辞める』という意思をちゃんと会社に伝えているということやからね」と持論を展開すると、でか美ちゃんは「"会社を飛ぶ"ような無断退職をするよりはいいのかな? とは思いますよね」と同意した。
一方で、政治ジャーナリストの青山和弘は「辞め方は大事だと思う。業界を変えて完全に縁を切るのかもしれないけど、これまでの経験を次に活かしていこうと思うのなら、自分で退職の意思を伝えることでいろんな繋がりができるかもしれない。それを大事にして欲しいなって思うけど、昭和な考えなんですかね?」と自身の意見を語ると、千原ジュニアは「どうなんでしょうね? 気持ちが分からんでもないですけど…」と考えを巡らせた。
また、番組では、多様化やジェンダー平等が当たり前とされるこの時代に、「奥様」「男らしい」「ピンクを着ているから女の子?」など性別を区別、役割を固定する呼び方はどのように言い換えるべきなのか考えた。
昨年結婚したでか美ちゃんは「私は『奥さん』と言われるのはイヤだし、『主人』や『旦那』とも絶対に言わない」と話すと、千原ジュニアは「なんで『奥さん』がイヤなの?」と質問。でか美ちゃんは「『奥に控えている』という意味合いがあるなら、"妻"や"パートナー"という言い方をすることで、世の中がちょっとずつ良い方向に変わるなら…と思って、そういう風にしている」と理由を伝えた。
その一方で、でか美ちゃんは「そう思っている自分ですら、ロケでは呼び方が難しいと思うことがある」と悩みを吐露し、その着地点として「その方のお名前を聞くようにしています」と明かした。
また、元雑誌副編集長の田辺健二氏が近年使用できなくなっている言葉を紹介。田辺氏は「"巨乳"という言葉を使うと、今はネットで弾かれちゃう。ネット記事のタイトルをよく見てください! みんな"美バスト"なんです。完全に言い換えています」と伝えると、でか美ちゃんは「改名して良かった~!」と安堵。
でか美ちゃんは「ぱいぱいでか美」として活動をスタートするも、「名乗っているだけでハラスメントに加担しているような気持ちになることがあった」と2021年に改名。これに、千原ジュニアは「"でか美"が残ってもうてるから!」とツッコミを入れると、でか美ちゃんは「何が"でかい"かは言ってませんから! 態度かな? みたいな(笑)」と切り返した。
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