橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』(総合・月曜~土曜8時ほか)第103回が26日(水)に放送された。

【写真】『おむすび』第103回場面カット【5点】

第103回では、永吉(松平健)が聖人(北村有起哉)の学費を何に使ってしまったのかが明らかに。
きっかけとなったのは、聖人が高校3年生の頃に岐阜を襲った水害だった。当時トラックで岐阜に荷物を運んでいた永吉は、水害で岐阜から動けなくなってしまう。

町の人と協力して、家に取り残された人を救助していた永吉は“小松原”(大鶴義丹)という人物に声をかけられる。小松原は家も家財道具も全て洪水で流され、5歳の息子は意識不明の危険な状態だった。小松原は「お願いやで、お金を貸してくりゃ!」「半年後には必ず返すもんで…」と永吉に頭を下げた。そして永吉は困った人を助けるためや、と小松原にお金を渡してしまう。

ところが永吉は「聖人には他人を恨むような人間になってほしくなか」と、真実を聖人に伝えず自分がお金を使い込んだことにしていたのだ。聖人の脳裏には、自分を置いて万博に行ってしまった父の姿や、「オヤジが好かんったい!」と糸島を出た日のこと、支援物資を持って神戸に来てくれた日のことが思い浮かんでいた。

そして聖人は「みんなで太陽の塔を見たい」という永吉の希望を叶えることに。しかし歩(仲里依紗)と結(橋本環奈)が突如仕事で行けなくなると、佳代(宮崎美子)は「2人で行ってこんね」と永吉と聖人の背中を押した。太陽の塔の下、二人並んでおむすびを食べる永吉と聖人の間には、恥ずかしさと嬉しさが入り混じった何とも言えない空気が流れていたのだった。

SNSでは「永吉さんはやはりお金に困ってる人に貸してあげてたんだね」「永吉爺ちゃんなら金を出してしまいそうな理由やったわなー」「太陽の塔の下で二人でおむすび食べて嬉しそうな永吉さんが良かったけど少し切ない」「おいしそうにおむすび食べる永吉さんがかわいくてなんだか泣いちゃった」などの声が寄せられていた。


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