【写真】記者会見に登場した磯山さやか、安達祐実、相武紗季ら出演者【19点】
本作は、丸山正樹さんの同名小説(双葉社)が原作。
磯山が演じる友里香は、日常的にモラハラ夫に悩まされている役柄。そんな友里香の夫で、かつては優しく頼れる存在だったが、結婚を機にモラハラの本性を現した榊哲也役を塚本が務める。
会見の冒頭、磯山は「私はモラハラ夫に悩まされる役柄です。でも、彼女には理想の家庭像があり、それが思うようにいかずに暴走してしまうんです。私自身、友里香という役を掴みきれない部分があり、彼女の裏と表に皆さんを巻き込んでしまうこともある」と役柄を紹介。
そして、「とにかく塚本さんのモラハラがすごい!」と発言した直後、「あ、違う!塚本さんじゃなくて、役としてのモラハラがすごい!」と慌てて訂正したが、塚本は「変なふうに書かないでくださいよ!絶対に今のところ切り抜かないで!」と焦り、会場は笑いに包まれた。
会見の後半には、タイトルにちなんだ「○○よ、○○してくれないか」のフリップトークが行われると、磯山は夫役の塚本に向けて「その記憶力を分けてくれたりしないか」と回答。そして磯山は「聞くところによると、台本を覚えるのがとても早いらしいんです。1回見ただけで覚えてしまうとか」と、塚本の特殊な記憶力を暴露した。
これに対し、塚本は「写真のように記憶しているだけなんです。頭の中でそれを読んでいる感じ。
一方で、夫の不貞行為に悩まされる妻役を演じる安達は、不倫夫役の竹財に「ドライアイにしてくれないか」と要望。その理由については、「不倫をしてらっしゃるんですけど、向かい合った時にうるうるした目で、困り顔で見てくるので、こちらが『ごめんなさい』みたいな気持ちにさせられる」と、竹財の“目の特殊能力”について語った。磯山も「私も(役の上で竹財に)不倫されたことがあるんですけど、『ま、いっか』ってなっちゃうんですよね」と笑っていた。
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