【写真】今年2月に発売したグラビアDVDも話題に、平塚奈菜の撮り下ろしカット【8点】
――30歳でグラビア復帰してからの数年はDVDをリリースされていましたが、2022年2023年は発売されていません。これには何か理由があったんですか?
平塚 大学生のときから芸能とバイトでなんとか食べてきていたんですけど、さすがにその生活に嫌気が指してしまって、やっぱり働いたほうがいいなということで子どもに関わる仕事をしていました。その間もオファーいただいていましたがお断りしていて、その仕事をやめてからまたDVDを出し始めた感じです。
――そうだったんですね。バイトと芸能の生活は収入的に厳しかったですか?
平塚 厳しかったです。同じくらいの仕事量の女の子は「どうやって生きているのかな……」と不思議に思っていました。居酒屋やカフェ、ジムのコーチをしていたんですけど、時給1000円くらいで、オーディションが入ったら休むためにシフト変わってもらう。その結果、収入3万円ってなっちゃうと生活が厳しくて……。ただ、実は、今は以前からやりたかった芸能マネージャーをしているんです。芸能マネージャー兼タレントという形で活動しています。
――ちなみに、12thDVDの発売イベントでは、貯蓄2000万円目標を宣言されていましたが、現状いかがですか?
平塚 全く貯蓄できていないです(笑)。無理ですね。マネージャーをしているとはいえ業務委託なので、仕事量は多いけど給料はバイトより安いと思います。それでも徐々にステップアップしていければ……と思っています。
――二足のわらじを履かれている今は、恋愛をする時間もないのでは?
平塚 恋愛はしてきていますが、女子校だったのでスタートは遅かったです。短大を卒業してから大学3年に編入して、そこから共学だったんですけど、そのときはみんな「ブランチの奈菜ちゃん」っていう感じでした。その影響か特に話しかけられもせず、男子と絡まず卒業しました。
学生の頃アイドルのオタクをしていたこともあってか、妄想で充実していて彼氏がほしいという気持ちもなかったですし、子どもは好きですが、自分の子どもを見たいという気持ちは不思議と生まれなかったです。
――3月25日の誕生日で40歳を迎えられましたが、どのような40代を過ごしたいですか?
平塚 亡くなる直前に「楽しかった!さようなら!」みたいに思える人生にしたいんです。おそらく、物心ついたときから思っていることなので、我慢したり後悔することが嫌で。「やらない後悔よりやる後悔」っていう考えを元にずっと選択してきているからこそ、これからもそうやって生きていきたい。あと、飼っている猫のために生きているところはありますね。
だから、40代も同じ感じで、特に大きい目標もないですし、グラビアは「やっていいよ」と言ってくれる場があればもちろんやる。「もういいや」となったら急にやめるかもしれないです(笑)。
――可能な限り続けてほしいです。これまで15年近くグラビアをされてきましたが、「やりきった」という思いはないですか?
平塚 それはまだないですね。「私でもよければ見てください!」と思っています。
▽平塚奈菜(ひらつか・なな)
1985年3月25日生まれ、東京都出身。2006年から2008年まで『王様のブランチ』(TBS)リポーターを務める。2010年からグラビアにも進出し、数多くの雑誌に出演。今年2月に発売した『7Days』も話題に。40代に突入した今も精力的にグラビアを続けていく予定。
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【前編】平塚奈菜(40)「30歳でグラビア復帰したときは芸能界をやめようと思っていたんです」