【写真】朝ドラ『ばけばけ』新キャスト・板垣李光人、堤真一【2点】
第113作目の連続テレビ小説『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデル。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとしたヘブンと共に「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた、名も無き人々の心の物語に光をあて代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。
今回、ヒロイン・高石あかり演じる主人公・松野トキとその家族を陰日向で支える雨清水傳を堤真一、その息子・三之丞を板垣李光人が演じることが発表された。
新たな出演者発表を受けて、ヒロインを演じる高石は「雨清水家はトキにとって、そして松野家にとってすごく大切な存在です。トキは、雨清水の皆さんとの時間で多くのことを学び、たくさんの感情を知ることになります。松江の家族同様、守りたいと思う一家です」とコメント。
また「堤さんは、自分がどんなお芝居をしても受け止めてくださり、それを笑いに変え10倍にして返してくださるので撮影中ずっと笑っています!そして、これからトキとして三之丞の持ついろいろな感情に向き合っていけることがとても楽しみです!」と心境をつづった。
雨清水傳を演じる堤真一は「朝ドラ出演は『マッサン』以来、約10年ぶりです。『ばけばけ』で僕が演じる雨清水傳は、時代の流れの中で武士から商売に転じるのですが、生産性を追い求めるのではなく、働く人のことを大切にする、懐の大きな人物だと思います。ここでは、時代が移りゆく中で非常に苦しい生活を強いられる人たちが描かれていますが、貧しくても明るい家族の絆で結ばれた物語で、生きる活力があふれています。その雰囲気がそのまま撮影現場にも広がっていて、全体が明るく楽しく進んでいると感じています。読み物としても大変面白い脚本なので、これは絶対に良い作品になると思いますし、僕自身、とても期待しています!」とコメント。
三之丞を演じる板垣李光人は「こうして『ばけばけ』という作品に参加させていただけること、そして初めて朝ドラに携わらせていただけること、大変光栄に思います。演じる雨清水三之丞という役は、はたから見れば世間知らずなお坊ちゃんかもしれませんが、彼が彼なりに抱える葛藤や苦悩、時代に翻弄されるさまを全て抱きしめて誠心誠意、少しのおかしみも持ちながら演じていきたいです。今からこの世界の中で半年間生きることができると思うと楽しみでなりません。わくわく、どきどきしながら、『ばけばけ』を皆さまもぜひお楽しみください!」とコメントを寄せている。
【あわせて読む】朝ドラ『ばけばけ』制作統括が絶賛する、高石あかりの演技力「演技が自然すぎて撮影が止まった」