今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第46回が2日(月)に放送され、第10週「生きろ」がスタートした。

【写真】ついに明かされたヤムさんの“過去”『あんぱん』第46回【5点】

第46回では、ついにヤムさん(阿部サダヲ)の“過去”が明らかに。
御免与町を去る前日、ヤムさんは釜次(吉田鋼太郎)に乾パンを焼きたくない理由を話していた。ヤムさんは、1914年~1918年に起こった欧州大戦で、イギリス軍の日本人義勇兵として戦っていたのだという。

ヤムさんはパン修業のためにカナダに渡っていたのだが、パン修業どころか兵士として戦うことになってしまった。仲間が一人、また一人と死んでいくなか、生きている自分はどうしてもお腹が減ってしまう。ヤムさんは倒れた仲間の持ち物を漁り、入っていた乾パンを食べて何とか生き延びたのだった。

辛い過去を抱えていたにもかかわらず、朝田家のために乾パンを焼いてくれたのだと思うと、何も言わずに出ていったヤムさんのことを誰も責めることはできなかった。朝田家はしばらくあんぱんを焼くのを止め、ヤムさんが残してくれたレシピを元に乾パン作りに励むことになる。

SNSでは「やむさん…苦しい過去すぎた」「ヤムおんちゃんのお話聞いて、胸が苦しかった 戻ってくるのかなぁ……」「ヤムさんの経歴は想像もしていなかった」「そんなトラウマがあったとは」など、明かされたヤムさんの過去にさまざまな声が寄せられていた。

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