【写真】夜さんのティファコスプレ撮り下ろしカット【5点】
夜さんにとってティファは、幼い頃の憧れだったという。当時を振り返ると、「まだ自分でゲームをプレイできなかった年齢のとき、姉が『FF7』をプレイしていたのを横で見ていたんです。大人になってから改めて自分でプレイして、『かっこいい』と思っていたティファの内面の強さや優しさに気づき、ますます惹かれました」と感銘を受けたという。
ティファについて、「あまりにも人気なキャラだからこそ、彼女の“中身”が見られていないことが多い」と分析。加えて「性的消費されることも多いキャラですが、自分はそうではなく、“ゲームをちゃんとプレイしてきた人のティファ”を見せたかったんです」と彼女を選んだキッカケを語ってくれた。
衣装は、ティファの持つシルエットや空気感が最もきれいに見えるよう、細部まで調整。最もこだわってポイントは「体型がベストなときに一番映えるように作ってある」ことだといい、「前回コスプレしたときよりも太ってしまって、かなりキツかったんです…(笑)。この衣装が着られなくなったら危険信号なので、定期的にスカートだけ履いてチェックしてます(笑)」と、体型維持にもティファ愛がにじむ。
表情やメイクについては、何度も試行錯誤を重ねたそうで、「最初にコスしたときは、明るすぎる表情だったり、メイクが強すぎたりで、何か違う…って反省がいっぱいでした」と口に。その経験を活かして「笑い方や微笑み方、メイク、加工まで含めて100枚以上画像を保存して、“これがティファっぽいか?”とずっと研究してました」と振り返る。
また、ウィッグも細部まで観察して、独自の資料を作成。一本一本の毛流れや分け目、生え際、耳にかかる毛の束に至るまで徹底して再現しており、「シンプルに見えるけど、見てくれた人が『あ、ちゃんと考えて作ってる』って思ってくれるように、毛流れにもこだわってます」と話してくれた。
撮影では、ティファの持つ「不安や弱さを抱えながらも、決して諦めずに立ち向かう強さ」をどう表現するかを意識したといい、「どんなに笑っていても、どこかに不安な影を残したかった。目線の方向やポージングも、迷いのある強さを表現するようにしていました」と明かしてくれた。
ただ、格闘キャラならではの難しさもあったようで、「格闘ポーズって普段の生活で絶対やらないから、体の使い方が全然わからなくて…。撮影中によろけてばかりで、次の日は足があざだらけでした(笑)」と撮影の裏側も教えてくれた。
最後に、今後の目標について尋ねると「次はポージングの練習もしたいし、体型ももっとベストな状態で撮りたい。細かい改善点はまだまだあります」と語る夜さん。自身の解釈を大切にしながらも、常にブラッシュアップを続ける姿勢に、ティファへの深いリスペクトを感じた。
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