アソビシステムの設立18周年を記念した大型フェス『ASOBISYSTEM 18th Anniversary ASOBIEXPO 2025』が、7月20日(日)に千葉・幕張メッセ国際展示場(ホール9~11)にて開催され、約12,000人を動員した。

【写真】きゃりー産後復帰ステージ&FRUITS ZIPPER、新しい学校のリーダーズら豪華ライブ【16点】

本イベントには、きゃりーぱみゅぱみゅの出産後初ステージを筆頭に、新しい学校のリーダーズ、FRUITS ZIPPERなどKAWAII LAB.所属のアイドルグループ、アーティスト、そしてKizuna AIのバーチャルパフォーマンスなど、全10組以上が出演。
ライブとともに、フォトブースや協賛企業の展示、きゃりーの復帰を祝う「きゃりーおかえりボード」も設置され、開演前から来場者の笑顔があふれた。

オープニングステージでは、砂月凜々香やbalaが個性あふれるパフォーマンスを披露。SNS発のシンガーソングライター・かわにしなつきは「理想的ガール」「晴れ、時々風まかせ」など、等身大の歌詞と透明感ある歌声で観客を惹きつけた。ラストにはデビュー15周年を迎えた近藤夏子が登場し、「Good day by day」で前向きなメッセージを届けた。

メインステージでは、CUTIE STREETが「ひたむきシンデレラ!」「かわいいだけじゃだめですか?」などキラーチューンを連発し、序盤から熱気を爆発させた。SNSフォロワー数300万人超のTouaは、「MY Routine」や「I am I」で会場との一体感を演出。唯一のバンドアクト・Klang Rulerは、「Teenage Blue」やセルフカバー「オトナブルー」などで心地よいグルーヴを響かせた。松本かれん×桜庭遥花による新ユニット・PiKiは、レトロポップな「Kawaii Kaiwai」「Tell Me Tell Me☆」を披露し、初ステージとは思えぬ存在感を放った。SWEET STEADYは新衣装で「Call me, Tell me」などをフレッシュにパフォーマンス。前半戦のトリを務めたCANDY TUNEは、「キス・ミー・パティシエ」「倍倍FIGHT!」などでサイリウムの海と大合唱を巻き起こし、圧巻の盛り上がりを見せた。

1時間の休憩を挟み、Kizuna AIが活動再開後初の大型ステージにスクリーン越しで登場。ARやレーザーを駆使した演出とともに「ハンドサイン」「おまじない」など全6曲を披露し、バーチャルとリアルの垣根を越えるパフォーマンスで観客を魅了した。
後半戦のFRUITS ZIPPERは新衣装で「NEW KAWAII」「わたしの一番かわいいところ」などを披露。全力のパフォーマンスと“かわいさ”で会場を沸かせた。続く新しい学校のリーダーズは、「Toryanse」「オトナブルー」「One Heart」などでフロアをダンス空間へと変え、SUZUKAの客席パフォーマンスも観客の心を掴んだ。

フェスのトリを務めたのは、きゃりーぱみゅぱみゅ。代表曲「ファッションモンスター」「CANDY CANDY」「キミに100パーセント」に加え、初披露となる新曲「KURU KURU HARAJUKU」では、キャリア最尖鋭のテクノポップを披露。10月25日にLINE CUBE SHIBUYAで開催されるワンマンライブ『dreamin dreamin』の発表もサプライズで行われ、大きな歓声が湧き起こった。ラストは「にんじゃりばんばん」「原宿いやほい」で会場との一体感を極め、アンコールの「PONPONPON」では出演者全員がステージに集結。「遊ぼう!」コールが鳴り止まぬまま、18周年の節目を祝う大団円で幕を閉じた。

最後には、次回となる『ASOBIEXPO 2026』(2026年6月開催)の開催決定も発表。さらなる進化を予感させる発表に、期待が高まっている。

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