作家・山田悠介氏の小説を実写映画化した『ライヴ』が5月10日に全国9ケ所のスクリーンで封切られ、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)で行われた初日舞台挨拶に井口昇監督をはじめ、主演の山田裕貴、ヒロインの大野いとほか、15名の監督・出演者が登壇した。『リアル鬼ごっこ』や『親指さがし』などをヒットさせている山田悠介氏が2005年に発表した同名小説が原作。
謎のグループに母親を拉致されてしまったフリーターの直人(山田裕貴)が、山田悠介の小説『ライヴ』をヒントにしながら、不条理なトラップの仕掛けられたデスレースに挑む本作。  主演の山田裕貴は「こうやって無事に初日を迎えて、たくさんの方が観てくれたっていうのが一番の幸せです」と感謝を述べた。 ヒロインの大野いとは「すごく、血とか、人が死んでいったりするような映画なんですけど、それとは反対に、撮影は和気藹々として、すごく楽しく撮影をだった作品。そんな幸せだった作品が、こうやってみなさんに観てもらえる日が来て本当に嬉しく思います」とかわいい九州訛りでコメント。  また、本作に出演している元アイドリング!!!のすぅちゃんこと、森田涼花は、「初日が明けて。でも、撮影はつい最近だったので、んー、だから、ちょっとビックリしてます。初日は早いなーって思いつつ」とコメントすると、井口監督が「最近でもない……。去年の11月だから」とツッコミを入れると一同爆笑。司会者が「人によって感じ方は違うもんね」とフォローする一幕も。  舞台挨拶には井口監督、山田、大野、森田のほかに森永悠希、入来茉里、森田涼花、山本愛莉、亜紗美、佐々木心音、中別府葵、虎牙光揮、笠原紳司、デモ田中、須賀貴匡らの豪華な顔ぶれに加え、志垣太郎も途中で乱入。独特のハイテンションで会場の空気を一層、盛り立てながら、山田と井口監督を恋人に見立てた即興演技指導を披露し笑いを誘った。
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