7月20日に“全編ノーカット”で生中継したお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮の謝罪会見の総視聴数が、AbemaTVで2019年度に放送された番組の中では1位となる1100万を突破した。
芸能界のみならず、日本中から広く関心を集めた宮迫と亮による謝罪会見の中では、会見を希望する宮迫たちに対し、岡本社長から「会見するなら全員連帯責任でクビにする」という圧力めいた発言があったことが明かされ、吉本興業の会社としての対応・コンプライアンスに注目が集まった。
なお、AbemaNewsチャンネルではこの謝罪会見を受けて7月22日に開かれた吉本興業の岡本社長による記者会見も“全編ノーカット”で生中継した。
こちらの会見の総視聴数も800万を突破するなど、謝罪会見と同様に多くの関心を集める結果となった。
岡本社長の会見当日の夜0時から放送されたAbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』では、本番組MCを務めるお笑い芸人のカンニング竹山が、会見について言及。竹山は、「僕は吉本さん所属ではないので、他人の事務所のことを言うのはいろいろルール違反だと思うのですけれど。というか、あまりつっこむべきことではないなと思うんです」と前置きした上で、「企業として客観的に見たときに、非常に危険な会見をしたというか、ちょっとまずいぞ。これはと思った」と危機感を覚えたことを明かした。
宮迫と亮が謝罪会見で明かした、岡本社長による「テープ録ってんちゃうの?」など“パワハラ”とも受け取られる発言に対して、岡本社長が「場を和ませようと思った」と釈明したことについて竹山は、「パワハラの根源ってそれなんですよ。こっちはパワハラと思ってなくても、『お前、殺すぞ』とこっちがギャグのつもりで言ったことに対して、むこうがびっくりしちゃったらパワハラになっちゃう。そこが今まさに世の中で問題になっているじゃないですか」と苦言を呈した。
およそ1時間半に渡って、議論を展開した本番組の最後で竹山さんは、「僕は一流の芸人でもなんでもないんですけれども、芸能界の仕組みもどんどん変わっていかなければいけない過渡期に入っていると思うんですね。
本番組でお送りした内容は、いつでも見たい番組を何度でも楽しめるオンデマンドエンタテイメントAbemaビデオで現在も無料で視聴できるので、ぜひチェックを。
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