NEXERは5月15日、仁・幸夢店とともに実施した「住まいと健康の関係性に関する調査」の結果を発表した。同調査は4月24日~5月7日、全国の男女500人を対象に、インターネットで実施した。
自宅の住環境が、自身や家族の健康に影響していると感じたことがあるか聞くと、41.0%が「とても感じる」「やや感じる」と回答した。33.2%は「あまり感じない」「まったく感じない」と答えている。
影響していると感じたことがある人に、どのような場面で感じたのか尋ねると、「夏の暑さで体調不良を感じたとき」(44.4%)が最も多く、「カビや湿気が気になったとき」(40.0%)、「冬の寒さで体調を崩しやすいとき」(39.0%)が続いた。
「シックハウス症候群」や住宅に使われる化学物質による健康被害について聞くと、「詳しく知っている」は5.4%にとどまり、「聞いたことがある程度」(50.0%)、「知らない」(44.6%)が多くを占めた。
住まいの室内空気環境(換気、湿度、カビ、ハウスダストなど)について、日頃からどのくらい気にしているか尋ねたところ、59.2%が「あまり気にしていない」「まったく気にしていない」と答えた。「とても気にしている」「やや気にしている」と回答した割合は40.8%だった。
住まいの室内空気環境を日頃から気にしている人に、具体的にどのような対策を行っているか尋ねると、「こまめに換気する」(68.6%)が最も多く、「こまめに掃除をしている」(43.1%)、「空気清浄機を使う」(35.3%)が続いた。
住宅の断熱性能と健康リスク(ヒートショック、冷え性、アレルギーの悪化など)の関係を意識したことがあるか聞くと、81.0%が「ない」と答えた。「ある」は19.0%にとどまっている。
住宅の断熱性能と健康リスクの関係を意識したことがある人に、そのきっかけについて尋ねたところ、最も多かったのは「冬の寒さがつらかったから」「ヒートショックのニュースや情報を見たから」(各65.3%)だった。次いで「家族の健康状態が気になったから」(30.5%)、「冷え性やアレルギーが気になったから」(24.2%)となっている。
調査からは、多くの人が「暑さ」「寒さ」「カビ・湿気」などを通じて住環境と健康の関係を実感している一方、その原因や対策については十分に理解されていない実態が見えてきた。
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